2018年7月9日月曜日

豪雨の被害


 甚大な豪雨の被害に見舞われた日本列島で、やっと全容がわかってきています。九州から、四国、中国地方、近畿地方、岐阜県、北海道まで、広い範囲にわたり大変な被害が出ています。京都の有名な観光地嵐山では、桂川の水位が氾濫危険水位を超え、住民に避難指示が出ました。川上にあるダムが、満水になったため、放水を始めました。豪雨とダムの放水とで、桂川の水位はみるみるうちに上がっていきます。テレビを観ている私達も、どうなることかとはらはらドキドキでした。5年前には、桂川が決壊して嵐山一帯が冠水しました。復興には時間がかかり、住民の方々は大変な経験をされたのでした。その時と同じようなことになるのではないかと心配しましたが、氾濫寸前で豪雨は止まりました。家の近くの鴨川も、大変な状況まで追い込まれました。何日も降り続く大雨で水位は上がり、遊歩道も冠水しました。ポアロは雨降る中を、鴨川の様子を写真に撮ろうと出かけたのですが、パトカーを停めて市民に危険が迫らないように見守っている警察官に「危険ですので川に近づかないように」と制止されました。




そのすぐ後に、鴨川の三条大橋近くで、川岸の石壁が20メートルほどにわたって崩れました。水の力はすごいものです。どんどんえぐっていきます。京都府では、25万人もの人に、避難指示が出ました。土砂災害、川の氾濫など、あちこちで危険区域となり、携帯電話には50件ほど京都市から避難指示のメールが入りました。




 十年暮らした岡山県倉敷市でも甚大な被害が出ています。大きな川、高梁川流域です。自転車で走ったりドライブした地域です。吉備真備の出身地である真備町が、水害に襲われました。吉備真備公園へも行ったことがあります。テレビでは、吉備真備公園も避難場所と伝えています。雨が上がっても、元の町の姿に戻るのにはずいぶん時間がかかることだと思います。今回の豪雨は、50年に一度と言われるものとのことです。亡くなられた方、行方不明者、被災された方は多数にのぼっています。いつでもどこでも天災に見舞われる日本を思い知りました。


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