2016年7月27日水曜日

夏休み

 子供達にとって楽しい夏休みが始まりました。40日間という長い夏休みですが、娘達が小さかった頃のことを思い出すと、一日が一週間が結構早く過ぎたように思います。我が家の夏休みは、恒例として家族旅行と実家への里帰りでした。車のCMで「里帰り里帰り」というほのぼのとした映像がテレビで流れていましたが、まさにその通りの里帰りでした。実家から遠く離れて暮らす人達にとっては、年に一度の嬉しい里帰りだと思います。
 フランス在住14年になる娘は、もうすぐパートナーと共に里帰りします。フランスではバカンスが2ヶ月近くあります。日本から遠く離れて暮らす人達は、夏休みに里帰りする人が多いようです。娘達は1ヶ月ほど日本に滞在しますが、その中身はとても忙しく、東北へのボランティアに旅行も組み込み、パワフルに行動します。

 娘達がフランスを飛び立つ直前になって、迷惑なニュースが飛び込んできました。エールフランスがストを起こしました。フランスでは、ストは日常茶飯です。しかし年に一度の日本への里帰りをしようとしている者にとっては、大変なことです。予定していた通りの行動がとれなくなりました。南仏のモンペリエからエールフランスでパリへと考えていたのが、さあ大変。朝早くTGVでパリへ行き、日本への飛行機が飛ぶのか飛ばないのか確認し、飛ばないとわかれば他の飛行機を考えなければなりません。日本では考えられないことです。日本ではほとんどのことが、信用信頼で成り立っています。フランスでは、労働者のストで非常に多くの人が多大な迷惑を被ります。世界中に不穏な動きがある昨今です。長時間飛行機に乗って、日本とフランスを行き来する娘を、いつもながら心配し、唯々無事を祈っている私ですが、今回は尚一層心配しなければならない事態となってきています。

2016年7月22日金曜日

徒然に想ううた(短歌三首)


くすの木の 枝間に見える 月光は

    私を誘う ピアノ曲へと



あゝ月よ 宇宙の中で 惹きつける

    その美と謎で 昔も今も



月光は 菩薩となりて 永遠に


    人を慰め 人を導く

2016年7月21日木曜日

徒然に想ううた(短歌三首)

満月の まばゆい光 思い出す

    その中で弾く ベートーヴェンを

  

見上げれば 満月の中 人の影

    月面歩く 半世紀前



仰ぎ見る 月に映して 我が姿


    過去を未来を いかにいかにと

2016年7月20日水曜日

夢(地球滅亡・人類滅亡)

 不思議な夢を見ました。地球が崩壊し、全滅するのです。世界三大瀑布の一つ、イグアスの滝のような大きな滝の中へ、地球上にあるすべてのものが吸い込まれていくのです。いくつも連なった電車がどんどん滝の中へ入っていきます。ビルも住宅も、建物すべてが吸い込まれていきます。不思議なことに、人の姿は見当たりません。私はただ一人木のイスに座り、木の机を両手でしっかり持っています。地球のしゃっくりのような、地球が破裂する瞬間のような、地球が大きな悲鳴をあげるたび、私の体は、宙に舞い上がりそうになります。それでも私は木の机をしっかり押さえて、手を離すことはありません。その時の気持ちは「この天変地異を受け入れなければ」、その一心でした。逃げよう、逃げなければという思いはありません。逃げ惑うことはありません。地球のただ一点に、私の体は吸い付いているのです。
 目覚めれば、夢のことなどほとんど記憶に残らないようですが、私はその光景がしっかり目に焼き付いています。世界三大瀑布がある、北アメリカ大陸、アフリカ大陸、南アメリカ大陸へは、行ったことがありません。それでも夢で見た大きな滝は、イグアスの滝だったと断言できます。世界のあちこちでは、今も殺し合いが繰り広げられています。地球が、世界が、平和そのものになるのは不可能なのでしょうか。イグアスとは、先住民の言葉で「大いなる水」という意味だそうです。いくつもある「大いなるもの」の存在に感謝し、「大いなるもの」を敬い、人間は無力であることを自覚し、謙虚に今を生きていかねばならないと、不思議な夢を見て考えさせられました。

世界三大瀑布
*ナイアガラの滝(北アメリカ大陸のアメリカ合衆国とカナダにまたがる)
*ヴィクトリアの滝(アフリカ大陸のジンバブエとザンビアにまたがる)

*イグアスの滝(南アメリカ大陸のアルゼンチンとブラジルにまたがる)

2016年7月19日火曜日

「心」


誰にも見えない自分の心
かわいい心
優しい心
面白い心
愉快な心
純粋な心

心は動く
心は踊る
心は百面相

誰にも見えない自分の心
硬い心
怖い心
氷のような心
ナイフのような心

心は動く
心は踊る
心は百面相

誰にも見えない人の心
心は歩く
心は走る
心は立ち止まる

努力しないと持てない心
柔らかい心
広い心
美しい心

心をみがこう
ずっとずっと

まるい心を持ち続けよう

2016年7月18日月曜日

祇園祭神幸祭

 今日7月18日は「海の日」、朝から晴れて暑くなってきました。昼のニュースでは西日本の梅雨明けを報じています。例年より少し早いそうです。
 昨日は祇園祭の山鉾の巡幸で盛り上がりました。この山鉾巡幸は町中の厄を集めて神様「素戔嗚尊」(スサノオノミコト)をお迎えし退治していただこうというものです。そこで祇園祭の本義である神幸祭は夕方5時に八坂神社を3基の神輿がお出ましになって町中を練り、四条の御旅所に24日の還幸祭まで滞在します。しかしその神輿が八坂神社を出るためには同じく「素戔嗚尊」を祭神とする久世の國仲神社の駒形稚児の到着を待たないとだめだという言い伝えがあるそうです。そこで神幸祭は駒形稚児の行列と3基の神輿が町中を練り歩くわけです。まず6時過ぎに太鼓の音が聞こえてきたので外に出ました。5時ごろには雨が降っていたようで道路は濡れています。二条通りを東から西へ長い行列です。




駒形稚児


 神輿は7時半ぐらいに通過の予定なので一度自宅に戻り、7時過ぎに再び道路に出ました。まだかまだかと家々から人が出てくる方向を見ています。普段あまり会わないご近所の人とお話をするいい機会です。しばらくすると法被を着た世話役と先導の馬に乗った神官が来ました。警察は昼も夜も交通整理で大変です。まもなく中御座の神輿がやってきました。小走りの結構早いスピードです。商家の玄関には必ず八坂神社のお札が貼ってあります。要所要所では「差し上げ」といって重い神輿を高く差し上げて前後に大きく揺り動かして飾りの金属を鈴のように鳴り響かせます。瞬く間に河原町を横断して西に進んでいきました。


差し上げで神輿が踊っています(画面が揺れました)

 10時まえには再び神輿の掛け声が聞こえてきたので慌てて外に出ると今度は西御座の神輿でした。錦市場の地区が地盤なのか「錦」と書かれた提灯で飾られています。瞬く間に家の横を通り過ぎてしまったので、先回りで寺町まで行きました。




これで祇園祭の前半戦が終わりました。今日からは後祭りの山鉾の鉾建てが始まり後半戦に入ります。

2016年7月17日日曜日

祇園祭山鉾巡行

 朝から雨が降っていたので心配していたのですが、9時からのスタートと同時に雨が上がりました。我が家では地元テレビを見ながら先頭の長刀鉾が近づいてきたのを見計らって見物に出かけました。このテレビ局のアナウンサーは同じマンションに住むKさんです。


いつも見るのは辻回しのある河原町御池の交差点です。雨上がりで温度は下がっていますがかなり湿度が高い状態です。御池通りのケヤキ並木ではセミが盛んに鳴いています。先頭長刀鉾が近づいてきました。

先頭の長刀鉾が御池にやってきました

お稚児さんが乘っています

長刀鉾にはお稚児さんが乘っており綱切をします(この画像はテレビから)
順次くじの通りやってきます。今回はいくつか辻回しの動画をとりましたので見てください。
山1番 山伏山
ホテルの上からも見物客

函谷鉾



月鉾辻回し






芦刈山

人気者の蟷螂山(カマキリ山)手や羽が動きます

鶏鉾 後ろには伯牙山菊水鉾、放下鉾が見えます
夜には本来の祇園祭の神輿が八坂神社から町内を練りまわる神幸祭があります。家の横を通るのでまた見に行くつもりです。













2016年7月16日土曜日

涼しい祇園祭宵々宮

 昨夜は祇園祭の宵々宮です、例年山鉾の飾りつけ、老舗商家の屏風飾りを見に、また祇園ばやしと人々の賑わいを見に出かけます。今日は夕方買物に出かけたところ予想外に涼しかったのでそのまま鉾町の方へと出かけました。烏丸通と四条通りの歩行者天国は6時からなので屋台の店はまだ準備中です。鉾や山の提灯もまだ火が入っていません。例年7時か8時頃になると人がいっぱいで狭い鉾町では6時からは一方通行になるので思ったように山鉾の見物が難しくなるのですがまだ歩けないほどではありません。
 新町通りを南へ進み放下鉾を見物して四条通に出ました。



   四条通には大きな月鉾、函谷鉾が威容を誇り立ち並び、遠くに長刀鉾が見えます。まだ歩行者天国にならないのでさらに南へ行くことにしました。





ちょうど膏薬図子(こうやくのずし)という路地に入り南の綾小路へ抜けました。ちょうどそこは重要文化財杉本家住宅の前です。その店の間が伯牙山のお飾り所になっています。道路に準備された伯牙山のまえで「謡」が始まりました。男性5人の謡曲で大迫力です。祝いの曲のようです。パンフレットがあり「能謡合唱団」とあります。

左が杉本家、右が伯牙山

伯牙山のお飾り

「能謡合唱団」の皆さん


  室町の鶏鉾を見て四条通りに戻りました。山鉾の提灯には火が灯りだしています。


函谷鉾の横まで来ると人がいっぱい集まってきました。歩行者天国の時間が近づいてきたのです。6時になると警察が車止めを広げ、人々が一斉に大通りに広がります。


巡行の先頭となる長刀鉾


 四条から御池通までの烏丸通の両側に屋台が続きます。ほとんど食べ物関係の店なのでいい匂いがしてきます。300軒以上あると思います。


すぐに大通りいっぱいに広がりました

市長さん(真ん中の袴の方)がボランティアの方を激励

 最後に御池近くのNHKに寄りました。6:30の京都のニュースで祇園祭のお囃子を1階ホールで実況すると聞いていたからです。南観音山の囃子方が祇園囃子を演奏していました。いつものアナウンサーが司会をしています。



 それにしても例年より涼しい(25℃だったようです)祇園祭の宵々山でした。

2016年7月15日金曜日

梅雨明け間近

 各地で豪雨被害が出ていますが、ここ京都ではこの梅雨の合間をぬって祇園祭の行事が行われています。先日クマゼミの抜け殻を報告しましたが、まだ本格的な鳴き声がきこえませんでした。今日も梅雨空の曇天ですが鴨川の橋を渡ると桜の大きな木からクマゼミの鳴き声が聞こえてきます。近づくと少し警戒したのか音が静かになります。しばらくじっとしているとまた鳴き出します。



芭蕉の詠んだ「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」のセミはニイニイゼミだそうです。ほかに音が聞こえない山中のお寺でしかもニイニイゼミの絞り出すような鳴き声なればそれを「岩にしみ入る」というような表現がなされ名句として残っているのだと思います。この句はちょうど今の時期、元禄2527日(1689713日)に出羽国(現在の山形市)の立石寺に参詣した際に詠んだ発句だそうです。私たちの子供のころは梅雨時のセミの鳴き始めがニイニイゼミ、梅雨が明けるとアブラゼミ、お盆のころにクマゼミ、盆が明けるとツクツクホウシの順番ですが昨今の温暖化の影響でしょうか? いきなりクマゼミが鳴いています。車の通る横でクマゼミが負けじとばかり大きな声で鳴かれては芭蕉の心境にはなれません。


セミの鳴き声と豪雨は梅雨明け間近の知らせだと思います。祇園祭本番そして本格的な夏がすぐそこです。

2016年7月14日木曜日

「都知事選」

いよいよ都知事選が始まった
今回の都知事選に私は燃えている

都民でないのに
テレビの報道番組から目が離せられない

ジャンケン先出し
ジャンケン後出し
さてさてどちらが勝つのか

女性候補はただ一人
女性には華がある
女性みんなで応援したい

英国首相に女性がなって
米国女性大統領誕生も時間の問題

公開討論会で
女性候補の発言は頼もしい
自分の信じる道を
堂々と ハッキリと 語気強く
聞いていてとても清々しい

しがらみのない
パラシュートなしの
大きな戦い

ハチマキ巻いて
飛び回る彼女は新しい風

日本の首都
東京が
生まれ変わる

一人で闘う彼女に
追い風が吹きますように

2016年7月13日水曜日

初めて聞く言葉(イチカラ)

 想像もつかない言葉を知りました。イチカラとは、一人カラオケとのことです。カラオケが大ブームになって久しいですが、イチカラという言葉は聞いたことがありません。カラオケはKARAOKEとなって、世界へ羽ばたいていき、世界共通語となりました。外国の人も、日本のKARAOKEについてよく知っています。私は、一人でピアノを弾きながら歌うことがありますが、これはイチカラとはいいません。スイッチポンで伴奏の音楽が流れ、その伴奏で歌うのがカラオケです。カラオケ喫茶やカラオケボックスなど、日本中にたくさんできました。以前、歌の好きなカラオケの好きな友人に誘われて、カラオケ喫茶へ数回行きましたが、場違いの所へ来たようで、赤面しました。音楽の道を歩んできた私ですが、歌を歌うことも大好きですが、カラオケはずいぶん勝手が違いました。カラオケ喫茶の中には、ステージがあり、歌いたい人は前へ出て歌います。店内のお客さんは、歌声に耳をかたむけ、盛大な拍手を送ります。友人は、カラオケが大好きというだけあって、とても上手で声量もあります。店内のお客さんの注目を一身に集め、気持ちよさそうに、自己陶酔しているかのようです。私は、そういうのが苦手ですが、それでもおつきあいだと思って一曲歌いました。緊張して声も出ず、冷や汗をかきながら何とか歌いました。そんな私が、おつきあいでカラオケ喫茶へ数回行ったのでした。
 七歳年上の兄は、一人カラオケが大好きです。自宅の離れにカラオケルームを作り、一人でカラオケに没頭しています。三人の子供達が成人し独立した後は、一段とエスカレートしているようです。歌を歌うことは、回想につながります。歌とともに思い出がよみがえり、感情が素直に表出します。歌を歌いながら涙が滲むこともあると思います。その点、一人カラオケは誰にも遠慮はいりません。泣きたいときは泣けばよいのです。兄のその趣味は、早二十五年以上経っています。

 一人カラオケ、イチカラという面白い言葉を知りました。恥ずかしながら、久しぶりに家族でカラオケボックスへ行ってみようかと思います。

2016年7月12日火曜日

「梅雨」


雨が降る
しとしと雨が降る
今日も昨日も雨が降る

私の心は落ち着く
私の心はしっとりする

紫陽花が輝く
雨にぬれて生彩を放つ

毎日毎日
太陽がギラギラ
毎日毎日
どんよりした曇天

そんな土地では
私の心は疲れる
私の心は悲鳴をあげる

今は梅雨
梅雨の真っただ中

恵みの雨に感謝
ひたすら感謝

田んぼでは
稲がスクスク
田んぼでは
カエルの大合唱

すべての命あるものが
よみがえる
すべての命あるものの
喜びの声が聞こえてくる

雨が降る
しとしと雨が降る
昨日も今日も雨が降る

私の心は落ち着く
私の心はしっとりする

紫陽花が輝く
雨にぬれて生彩を放

2016年7月11日月曜日

近づく祇園祭-鉾建

 梅雨明けはまだですが京都では早くも4回目の猛暑日を記録しています。71日から祇園祭の行事は始まっていますが昨日10日から鉾建が始まっているということで四条烏丸まで様子を見に行ってきました。四条通は歩道の拡張が今年完成し、バス停も大きくなり屋根付きになりました。午後の暑い中、バス停にはミストの装置があり白い霧が吹きだしていました。

猛暑にミストは効き目なし

商店街は祇園祭一色 コンチキチンの音色も聞こえます

デパート玄関には大きな模型が飾られています

昨年は菊鉾の鉾建を報告しましたが今年は長刀鉾。午後4時ごろ、すでに長い長刀が先についた柱は立てられており下の鉾の構造体は美しく縄で編まれています(縄がらみというそうです)。車輪はまだついておらず明日になるようです。暑い中、木材などの資材はまだ忙しそうに出し入れされています。



100m先には函谷鉾が見えます

美しく編まれた縄がらみ

ここに車軸、車輪がつく予定
 多分明日には懸装もつけられ明後日には曳き初めが行われるはずです。14日からの宵宮には提灯がいっぱいつけられ、きらびやかになります。今年も行きたいと思っています。

2016年7月8日金曜日

首都東京に新しい風を

 先日女性国会議員の方が、東京都知事選に正式に立候補を表明されました。勇気ある行動に拍手を送りたいと思います。彼女は六十三歳です。全国で女性の知事は数名おられますが、かつての東京都知事は男性ばかりでした。女性の都知事が誕生すれば、女性パワーの炸裂です。彼女の会見での言葉に感動しました。「しがらみのない、大きな戦いであり、パラシュートなしでの立候補」だとおっしゃっていました。「崖から飛び降りる覚悟で出馬します。都民の目線で、都民の声に耳を傾けたい」と言われています。先輩の議員がおっしゃった言葉「政治には追い風、向かい風がある。それでも風が起こらない時には、風を起こせ」が、自分の政治家としての信条とのことです。マスコミは、彼女のことを「自由人」と評しています。私の好きな「自由人」です。私は都民ではありませんが、もし都民であれば手弁当を持って応援に馳せ参じたいぐらいです。男性と女性が力を合わせて作る社会です。半分以上が女性なのです。女性が日本の首都東京の知事になることこそ、新しい風を起こすことです。男性に任せてきたような、男性有利な社会を少しずつでも改革してほしいと願います。一人で荒波に立ち向かう彼女に、陰ながら応援します!

2016年7月7日木曜日

初めて聞いた言葉(ランリュック)

 最近知ったのですが、京都の小学校では、ランリュックを使用している子供達が多いとのことです。ランリュック(正式名称ランリック)は、ランドセルとリュックサックを合わせたものです。ランドセルの丈夫さとリュックサックの軽さを合わせ持つ、機能性重視の鞄です。ランドセルに比べかなり多くのものが入り、価格は手頃で一万円以下だそうです。京都府南部、滋賀県、大阪府、奈良県など、一部の公立小学校約120校以上の小学生が使っているそうです。京都市内では従来のランドセルを背負っている子、ランリュックを背負っている子など、どちらも見かけますが、学校で決めているようです。普通のランドセルの場合でも学校指定の黄色いカバーを付けています。せっかくおばあちゃんと選んだ色もあまり見えないようです。

ランリュックですと教えてくれました

結構重そうです、学校の校章が入っています。
普通のランドセルに交通安全の黄色いカバー
これも校章入りの黄色いカバー、京都らしくお坊さんのお父さんがお迎え
 小学生はランドセルを背負って通学していると、ずっと思い込んでいた私ですが、遠い昔三十年ほど前を思い出しました。その頃住んでいた社宅に、ドイツ帰りの一家が越されてきた時、三人の子供さんたちがカラフルな色のリュック様式の軽やかなものを背負っておられたのです。その時、ドイツの子供たちは、こういうおしゃれなものを使っていることを知り、私は、感心し驚いたものです。名前は知らなかったのですが、それがランリュックだったと思います。

 ランドセルといえば、小学校へ入学する時に、おじいさんやおばあさんからお祝いにプレゼントされるおうちが多いと思います。我が家もその仲間でした。時代の移り変わりは、いろんな面に表れてきていることを知り、少し時代遅れの自分に気づきました。

2016年7月6日水曜日

「無心」


無心とは無の心
神への道?
仏への道?

人は無心になれるのだろうか
悟りの世界は無の心

人は皆 迷える子羊
無心はほど遠い

無心になることは必要だろうか

生が終われば無心の世界

先人小津安二郎映画監督の墓碑には無の一文字が

最期に辿り着くのは無の世界

悟りの世界は無の心
座禅を組んで無の世界へ
経を唱えて無の世界へ

無心とは真っ白の心
無心とは透明の心
無心とは空白の心

無心とは無の心
神への道?

仏への道?