2023年5月5日金曜日

あれから何年(コロナ)

  2020年から始まったコロナは、私たちにとってたくさんの影響を及ぼしました。命が奪われるという恐怖が大前提となり、それまでの生活が一変しました。自由気ままな移動もままならず、巣籠り状態が続きました。人間関係も希薄となり、会うこともできず電話やメールがコミュニケーションの唯一の手段となりました。京都と三重の二都暮らしをしていた私は、三重で疎開生活を送りました。以前のような活発さも減り、年齢とともにますますシニアというるつぼにはまりこんでいます。外出するのは、必要最低限の買い物と病院通いです。コロナの猛威の前の暮らしを、忘れかけています。

 コロナの猛威も少しずつ下火になってきたということで、マスクもつけるつけないは本人の意思でということになり、感染から身を守るのは自分自身だと報道されています。しかしここへきてコロナの力が再燃してきたようです。第九波が襲ってきています。大型連休で人々の大きな動きがあり、連休明けには感染者が増大するとの予想です。

 社会の仕組みも、コロナの前とは変化しています。リモートワークが増えて、在宅で仕事をする人が当たり前になりました。働き方も多様化しました。通勤に時間や労力がとられていたのが削減され、人間にとっては喜ばしいことかもしれません。こどもたちの学校生活も変化しました。入学から卒業までの大切な年数を、コロナの影響でマスクをはずせない日々でした。これから少しずつ緩和されていくと思いますが、コロナの前のような生活に戻れるのはまだまだ先のようです。