2024年4月18日木曜日

まだまだ知らない京都御苑

  今年の春は、何度も京都御苑を訪れました。雨降る中を、早咲きの枝垂れ桜を見ました。そして二度目の桜見は、今まで知らなかったさとざくらを見ました。梅林にあります。一般には、ぼたんざくらとか八重桜とか言われます。ソメイヨシノより遅く開花します。私たちが訪れた時は、ちょうど満開でした。この日はお天気に恵まれ、日曜日ということで、たくさんのお花見客で賑わっていました。薄いピンク色のものや、少し黄色く見えるものなど、色とりどりでした。一番印象に残ったのは、宮内庁京都事務所の入口に植えられているさとざくらです。樹齢はずいぶん古いようですが、きれいな花をたくさん咲かせていました。特徴は、花がぶどうの房のようにひとかたまりなっていることです。私は初めて見ました。満開で花の房が重いのでしょうか、枝がたわみ地面すれすれに花があります。情報収集ができていなかった私たちは、たまたまそのさとざくらに出会えました。 

 もう一つ今まで知らなかったことですが、桂の宮邸跡が、2022年から一般公開されています。今出川通りの同志社大学の前にあります。情報が広まっていないようで、私たちだけでした。外国の男性観光客が一人、私たちの後ろに続きましたが、私たちがどこへ行くのか興味関心を持ってついてきたようでした。情報を得てのことではないようでした。桂の宮邸跡は、静かな林の中にひっそりとあり、悠久の時の流れを感じさせてくれました。 


 

 隣にある近衛邸跡には、遅咲きの枝垂れ桜が満開となっていました。 

  

京都御苑も、以前に比べれば、ずいぶん整備されています。新しく生まれ変わった休憩所は、人気のお食事処となっています。京都御所、大宮御所、仙洞御所、迎賓館など、京都御苑には、四季を通じて魅力がいっぱいです。

2024年4月17日水曜日

御所散歩 里桜

 この一週間は晴天が続いています。御所散歩には最適の陽気です。ソメイヨシノが散った後は八重の里桜が咲いているようなので出かけました。御苑の梅林の近くまで歩きました。

 やはり外国の人が多いようです。新芽の季節でもあり新緑の御苑となっています。その中に八重桜のピンク色が見えています。皆さん近づいて写真を撮っておられます。その中によく見ると緑の花を咲かせている桜を発見しました。御衣黄という名前がついているようです。3月からこの御苑では梅、桃、サクラと春の花を楽しむことができました。これからは暑くなると散歩も緑の木陰が欲しくなります。








(ポアロ記)




2024年4月11日木曜日

今年のイチゴ

  4月に入り桜の開花と同時に我が家のイチゴも花盛りとなってきました。

昨年は100個以上の収穫がありましたが株が古くなったので昨秋に新株を定植し8鉢としました。温室はないので冬には軒の下に入れたり日に当てたり肥料を入れたり手をかけた結果立派な株となりました。早いものはすでに実を結び赤みを帯びてきました。




今年は何個収穫できるでしょうか? また報告します。
(ポアロ記)

2024年4月7日日曜日

ふるさと自慢(桜 2024)

  昨日今日と、全国で桜満開との情報です。先日は、京都御苑で美しく咲く満開の枝垂れ桜をたくさん見てきました。そして今度は、ふるさとの桜(ソメイヨシノ)が満開となっています。三重の家の前には、二級河川が流れています。その川の両岸に、桜がたくさん植えられていて、桜並木となっています。昨日今日は、土日でお天気にも恵まれ、たくさんの人がお花見に来ておられます。自宅から、桜並木やお花見の人たちの姿がよく見えます。絶景です。こんな環境に恵まれて、唯唯感謝です。短い花のいのちですが、一年に一度大きな感動をもらっています。





 

東京隅田川の桜並木は、大きな規模で圧倒されます。何年か前に訪れた東北桜旅で見た、各地の桜の名所が思い出されます。全国には、桜の名所が数えきれないほどありますが、ふるさとの桜をふるさと自慢とさせてもらいます。

2024年4月4日木曜日

京都御苑桜(2024)

 昨日小雨降る中、京都御苑へ桜を見に出かけました。ポアロは旧友との集まりがあり、大阪へ出かけているので、娘と出かけました。京都御苑は、自宅から歩いて15分ほどのところにあります。御苑に一歩入ると、たくさんの人です。外国の人もたくさんおられます。あいにくの雨模様ですが、今週が見頃という桜情報なので、皆さんレインコートを着て傘をさして歩いておられます。

有名な出水の枝垂れ桜は、満開が終わり葉桜になりつつあります。

前日にNHKで紹介された近衛邸跡の枝垂れ桜を見るため、御苑の最北に位置するエリアに向かいました。途中、京都御所の一般公開に行く人たちが、たくさん集まっておられます。行列です。一般公開は、無料です。外国の人にとれば、日本の皇室の歴史や文化やその流れを、身近に見学できるのは、魅力あふれる一つになっているように感じます。オープンな姿勢が、好感度を上げているように思います。 

近衛邸跡には、たくさんの枝垂れ桜があり、ちょうど見頃となっています。薄ピンク色の優しい花がたくさん咲いて、ほぼ満開です。雨の中、皆さん写真撮影です。私たちも、写真を撮りました。

近衛邸跡から南へと歩くと、迎賓館があります。あいにく昨日は休館日でした。迎賓館の隣には、清和院休憩所があるのですが、あいにくここも閉まっていました。私たちもそうですが、下調べなしで行っているので、休憩所に入れなくても、何人かの人たちは、雨宿りをしていました。迎賓館の南側の横門に通じる道は、両側にたくさんの桜があり、美しい桜並木でした。

迎賓館の南には、仙洞御所があります。広々とした美しい日本庭園です。何年か前に見学しました。異次元の世界に、足を踏み入れた錯覚を持ちました。季節の移り変わりを、庭園の木々が感じさせてくれます。見学は、事前予約と当日予約がありますが、人数に空きがあれば突然でも見学できます。もちろん無料で見学できます。

あいにくのお天気でしたが、久しぶりに京都御苑の桜を求めて、散策できました。この日の歩数は、12000歩でした。

 

2024年4月3日水曜日

2024年の桜

   いよいよ桜が開花しました。2024年の桜です。去年より10日遅れの開花です。今週末は、各地で満開となり、お花見で賑わうことでしょう。

 三重の家の前には、父が植えた桜が大きく育ち、毎年我が家から花見を楽しみました。しかし二十年ほど、私たちを楽しませてくれた桜は弱り、花を咲かせなくなりました。ところがそれとほぼ同時に、10メートルほど離れたところに、新しい桜が根をつかせ、一年ごとに成長し、今は立派な木となり、たくさんの花を咲かせています。自然生えで、こんなに大きく成長する桜に感動します。もうすぐ二十年です。

 私は、四人兄妹の末っ子です。兄が一人、姉が二人の四人兄妹です。しかし上の姉は、45歳で旅立ってしまいました。先日下の姉を誘って、桜の前で写真を撮りました。2024年の桜です。この日は快晴で、青い空と白い雲、そして桜は六分咲き、とても気持ちの良い朝のひと時でした。今は母も父も旅立ち、姉も私も、母の没年齢を超えています。父が植えた桜から、新しい桜へと、歴史が移り変わっていきます。来年の桜にも会えることを願いながら。

2024年4月2日火曜日

久しぶりのご対面(ケロ太)

  数日雨が降り続き、そのあと雨が上がり青空が見えて、気温も上がり、春本番となりました。午後の3時頃のことです。庭を横切ろうとした私の足元から、何かが跳びはねました。驚いて足元を見ると、我が家のケロ太です。 

 

半年ぶりの再会です。嬉しくて大声で、ポアロと野良部部長(娘)を、呼びました。ケロ太は、じっとしています。私たちは、ケロ太に話しかけます。「半年ぶりだねケロ太。いよいよ春が来たね。今日はいいお天気。気持ちいいお天気だね」ケロ太は、じっと聞いています。私たちの言うことが、よく分かっているようです。この家の住人と、認識しているようです。ケロ太がしゃべれたら、どんなに素晴らしいでしょう。我が家の小さな庭の、住人であるケロ太は、もうずいぶん長い期間住み続けています。家族の顔も、声も、よく分かっている様子です。3センチほどの小さな体で、ちっちゃいちっちゃいかわいい目で、私たちを見上げています。しばらくの間、私たちとの再会を喜び、ケロ太は、ぴょんと跳びはねました。小さな庭の住人であるケロ太の仕事は、庭のパトロールです。ケロ太が、いつまでも我が家の家族でいてくれますようにと、願わずにはおれません。毎日ケロ太に会えるのを、楽しみにしています。