2015年5月22日金曜日

初めての場所(伊丹スカイパーク)

 先日兵庫県伊丹市にある伊丹スカイパークへ行ってきました。以前からポアロ(夫)が行きたいと言っていた所です。京都から50キロのところにあります。大阪国際空港の西側にある大規模公園です。9ヘクタールもあります。2008年7月に全面オープンしました。滑走路の間近にあり、飛行機の離着陸がダイナミックに見ることができます。芝生エリア、展望台、遊具、川もあり、小さな子供をつれた家族も、若い人からシニアまでみんなが楽しめる場所です。

公園は滑走路に沿って1200mもあります

北から南を見たところ、大阪の超高層ビルが林立

  大阪国際空港は、大阪空港、伊丹空港の通称でも呼ばれます。大阪府豊中市、池田市、兵庫県伊丹市にまたがっています。昨年の一月に開港七十五周年を迎えました。関西空港ができるまでは、国内線、国際線すべてを担っていました。○十年前、私達は大阪空港から新婚旅行に飛び立ちました。懐かしい、思い出の空港です。

管制塔とターミナルです
  
3時ごろは4分ピッチで離陸します

カメラいっぱいのボーイングの大きな機体、すぐに車輪を格納します

すぐに左へ舵を切ります

3分程で小さくなって旋回し紀伊半島方面へ

ターボブロップ式のボンバルディア機

子供たちは飛行機よりも水遊び

 離陸する飛行機が、大きなエンジン音を響かせて飛び立ちます。その轟音は体の芯まで響きます。不快ではなく快感です。あっという間に空に上がり、まるで紙飛行機のようにふわりと大空へ飛んでいきます。着陸する飛行機が、車輪を出して滑らかに滑走路へ入ってきます。まるでラッシュのように、4分間隔で離陸する飛行機や着陸する飛行機です。離陸態勢に入っている飛行機の上へ着陸するかのように、滑走路へ入ってくる着陸便です。私達は、始めは離陸する飛行機が頭の上を飛んで行く場所で見ていました。しばらくしてから空港が全て見渡せられる場所へ移動しました。3時前から5時頃まで、夢中で飛び交うたくさんの飛行機を見ていたのですが、飛行機が大好きな私達は飽きることはありません。着陸する飛行機は、雲の中から次から次へと現れます。ライトが見えてきたと思ったら、あっという間に滑走路へ降りてきます。

後ろは着陸機、前は離陸機 2本の滑走路があります

ANAの大型機のランディング

日航の大型機のランディング


エンジンカバー中央が開いて逆噴射でブレーキがかかります
   

ここでも子供は遊びに夢中


 私は飛行機が大好きです。空高く飛んでいる飛行機を見つけたら、いつでも見つめてしまいます。飛行機雲を見つけたら、その先にいる飛行機を探します。実家の庭からは、飛び交う飛行機がよく見えました。高い高度の国際線、少し低めの国内線。夏の夕涼みをする父が、縁台に寝転んで上を見て、団扇を動かせながら見入っていた姿を思い出します。  
飛行機が大好きなのは、飛び立つ飛行機に未来へのロマンを感じるからだと思っています。未来への夢やあこがれを乗せて、大空へ飛んでいく飛行機です。大空を自由に飛ぶ鳥のように、大空を飛びたいという欲望があるのかもしれません。「もし男性女性の区別のない社会に生まれていたら、パイロットになったかもしれない」と思うと、飛行機を見ながらゾクゾクしてしまいます。
 飛行機が大好きというのは同じでも、ポアロは私と違う観点から、飛行機に魅力を感じているようです。空飛ぶ大きな物体である飛行機の形、構造、デザイン、飛行機の名前、飛行機の歴史などです。私は、大きい飛行機だから、小さい飛行機だから、何人乗りなのか、どこへ飛んでいくのだろうか、などは考えますが、飛行機を見に来ている人達の心の内は様々だと思います。カメラマニアの人や、飛行機に見入る一人で来ている男性など、たくさんのいろんな人が集まっていました。 


 飛び交うたくさんの飛行機を二時間ほど見ていたら、世界のどこへでも簡単に行けそうな気持ちになりました。飛行機を見て、胸を熱くさせ感動する、ロマンチックな自分に苦笑いしてしまいました。空飛ぶたくさんの飛行機が、無事に目的地に着陸することを願いました。


行ってらっしゃーい!



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