2014年11月14日金曜日

「徘徊」

徘徊とは目的もなく歩きまわること
私は徘徊するのが大好きだ
キョロキョロしながら
ウロウロ歩きまわるのは面白い
とても楽しい

徘徊は認知症の代表的な行動の一つ
歩きまわる人の気持ちがよくわかる
歩きまわるのは心が落ち着く
部屋に引きこもるよりは気が晴れる

太陽の光を浴びて
流れる風を感じて
空を見上げ
雲を見て

道行く人を見て
たくさんの人の活動を見て
みんなの笑顔に出会う

キャッキャ喜びの声を上げる赤ん坊
よちよち歩きの幼い子
その姿を見る私の顔はほころぶ
過ぎ去った日々が思い出される

私の大切な友は若年性アルツハイマ-
何度も徘徊を重ね
最後は自分の帰る所がわからなくなった
そして今は千の風

私は徘徊が大好きだ
キョロキョロしながら
黙々と歩く

心の中で考える

あれやこれやと思索する

2014年11月13日木曜日

京都スタンプラリ-(8)最終回

 京都スタンプラリ-に燃えてあちこちへ行きましたが、いよいよ今回が最終日です。自転車で鴨川沿いを走り、上賀茂神社へ行ってきました。上賀茂神社は、毎年葵祭で話題に上がります。御所を出発した行列が、下賀茂神社を経由して上賀茂神社でゴ-ルとなります。







 自宅から所要時間1時間弱、走行距離6キロで到着しました。鴨川沿いを走ると、信号にひっかからないので、時間がずい分短縮されます。大文字を見ながら、遠くに比叡山を臨み、川岸をウォーキングする人、ランニングする人、広場でスポ-ツをする人、小さい子供からお年寄りの方まで、いろいろ楽しんでいる光景を目にして、空や雲、風を感じて、川の流れも楽しみながら走るのは、私の大好きなことです。いろんな鳥達にも出会います。いろんな鳥達の鳴き声を耳にするのも楽しみの一つです。行きは少しずつ上りになっているので、頑張ってペダルを踏まねばなりません。その分、帰りは楽々と颯爽と走れます。



 京都スタンプラリ-のスタンプは、全部で70ありますが、その内の26もらうことができました。残りの分は次の機会に回りたいと思っています。

2014年11月12日水曜日

京都スタンプラリ-(7)

 今回は自転車で北野天満宮と等持院へ行きました。北野天満宮は上京区に、等持院は北区にあります。北野天満宮は学問の神様菅原道真公を祀っています。通称天神さんと呼ばれています。広い梅苑やもみじ苑があり、早春には梅の花でにぎわい、秋はもみじにとたくさんの観光客が訪れます。豊臣秀吉が京都の都市改造の一環として築いた御土居(おどい)の遺構として一部残っています。歴史を感じさせてくれます。北野天満宮に隣接して流れる天神川(紙屋川)の岸も、美しいもみじが見られる穴場です。時々テレビドラマのロケ地として登場します。境内には牛の像がたくさんあり、その表情はさまざまで、参拝客を楽しませてくれます。菅原道真公の伝説には、牛にまつわる話が多くあり、牛はそのお使いとされています。私の父は、農業や酪農をしていた時に、黒牛や乳牛に長年世話になったという思いが強く、お参りした時は、牛の像に感謝を込めて、いつもなでていました。私も父の真似をしてなでました。




空は秋の雲、スタンプをもらって、次に等持院へ回りました。





 等持院は臨済宗天龍寺派のお寺です。足利尊氏の墓所があり、足利氏の菩提寺です。1341年の創建です。境内に背の高い銅像があり、誰かと思い驚きました。日本映画の父と呼ばれたマキノ省三氏(1878~1929)の銅像でした。








スタンプをもらってから、北側に隣接している立命館大学の学食で、コ-ヒ-を飲んでひと休みしました。若者であふれる大学へ入るのは少し気おくれしますが、父兄の顔をして、学内をキョロキョロしてきました。今日はスタンプを二つもらうことができました。

2014年11月11日火曜日

徒然に想ううた (短歌三首)

眠れぬ夜 これは行だと 老女言い

      いつのまにやら 我が身も同じ


眠れぬ夜 同じ悩みの 友想い

      仲間がいると 勇気百倍


眠れぬ夜 耳を澄ませば 深夜便


      頭は冴えて しばしまどろむ

2014年11月10日月曜日

犬とはいえ

 知人の四十代と五十代の御夫婦には子供がいません。しかし犬が子供になっています。愛犬というよりまさに子供です。動物病院へ行くと、お医者さんから「お父さん、お母さん」と呼ばれます。どちらの御夫婦も、共働きなので、朝から夕方まで犬は留守番です。どちらも室内犬をかっているので、散歩は毎日行く必要はありません。人間の都合で行ける時に、行きたい時に行けばいいのです。時々は外へ連れ出してやらないと、犬もストレスがたまります。医療保険には、犬をかうと決めた時にすぐ入りました。私は犬を二匹かいましたが、医療保険に入っていなかったので、耳のそうじをしてもらうのにも、ずい分高くかかったのを覚えています。
 日本が少子高齢化を突き進む中で、こういった選択をされる御夫婦も少しずつ増えているような気がしています。愛情をそそぐ対象の存在と、人間を癒やしてくれる犬の存在、両者のもちつもたれつの関係です。インタ-ネットの動画サイトには、癒やしの動物として圧倒的に犬が多く登場しています。赤ちゃんをあやしたり遊び相手になったり、子守りをする犬もいます。高齢者施設では、動物セラピ-として犬が活躍しています。人間が犬を抱いたり、なでたりすることで、心が落ち着き癒やされるのです。昔から犬は、人間のパ-トナーとして、牧羊犬、猟犬、荷役犬、番犬などが有名でした。そして最近は、盲導犬、聴導犬、介助犬など、人間は犬に助けられています。人間と犬の相性は素晴らしいものだと思います。
 猫派と犬派に分かれますが、私は犬派です。犬の賢さは、言語をこえたものです。言葉を話さなくても、人間の気持ち・心を理解します。私は、二匹の犬と十七年間共に生活しました。シェトランドシ-プドッグ(シェルティー)と柴犬混じりの雑種のどちらもオスでした。子犬の時のかわいらしさ、成長する過程の面白さなど、いろいろ興味深いものでした。室内犬ではないので、朝夕の散歩はかかせません。休日の朝などは家族皆がゆっくり寝ているので、犬のひと声で私は飛び起きて散歩に行きました。自分の子供が赤ちゃんの時に「あ~」と発するそのひと声でガバッと飛び起きたのと同じです。犬とはいえ大切な私の子供でした。犬達も私を大切なお母さんと思っていました。そして最期の時を迎え、必死の看病のかいもなく二匹の愛犬は旅立ちました。「ありがとう。さようなら」と言って。

 犬を子供として育てる御夫婦を近くで目にする私は、自分の過ぎ去った日々を見ているようです。両親のあふれる愛情を受けてスクスク育つのは、人間の子供も犬も同じです。その幸せがずっとずっと続きますように、と願っています。

2014年11月8日土曜日

徒然に想ううた(短歌三首) 「ポチ2」

「ク-ラ-を かけて留守番 ポチひとり

       妻は職場で 遠隔チェック」


「五十過ぎ 初めての子を 胸に抱く

      まるで女王 犬とは言えず」


「まだ赤子 今日から教え エリ-トに


      おすわりお手に おかわりふせと」

2014年11月7日金曜日

徒然に想ううた(短歌三首) 「ポチ1」

「おれよりも 高い保険に ポチはいり

       妻のサ-ビス 遠のくばかり」


「『ポチ!ポチ!』と 妻が呼ぶ名は ポチばかり

       おれの名前も ポチに改名」


「ポチのえさ 毎日グルメ オンパレ-ドに


       おれの夕食 コロッケひとつ」

2014年11月6日木曜日

「誕生に贈ることば」(9)

君がハイハイした時
「運動神経抜群」と叫んだ
バックもできたから
あ-う-と言った時
「天才歌手」と叫んだ
ドレミに聞こえたから
君の全てが
パパとママには

世界のビッグニュ-スだった

2014年11月5日水曜日

「誕生に贈ることば」(8)


長い間 パパとママは二人暮らしでした

あなたの命の芽生えを知った時から

三人家族になりました

おはようからお休みまで

いつも三人で話します

三人で歌う子守唄

明日天気になあれ

2014年11月4日火曜日

「誕生に贈ることば」(7)


あなたは宝物

パパとママの宝物

ぺちゃんこのお鼻は世界一

ちっちゃなお目々も世界一

毛のないおつむも世界一

誰が何と言おうと

あなたは絶対絶対世界一

あなたはパパとママの宝物