歴史あるオペラ座に比べ、近代的な大きなホールへも出かけました。500人ほどの中ホールでの無料コンサートで、整理券をもらうためにずい分並び、定員オーバーにならないかとひやひやしましたが、ぎりぎりで入れました。室内楽で、アジアの人と思われる演奏家もおられました。静かな音楽が続き、眠りを誘われたほどです。
室内楽は一時間ほどで終わり、続いては隣の2000人規模の大ホールでの有料のコンサートを聞きに移動しました。
こちらのチケットも前もって娘が買っておいてくれたものです。ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第二番十月革命」です。指揮は、ロシアのウラディミール・フェドセーエフ氏です。今年の五月に来日され、NHKのN響と共演されています。テレビで見たばかりだったので、感激しました。八十歳を超えておられますが、気力体力ともパワー全開で、おとしを感じることはありません。とてもお元気です。フランス放送交響楽団の後ろには、たくさんの女性男性合唱団員が並び、その歌声は大迫力でした。客席から見たところ、年齢が高い人が多くおられたように思います。この日のコンサートが最後となり、引退される高齢の女性に、花束が贈られる場面があり驚きました。見ている私も感無量でした。
今回四つのコンサートに出かけ、久しぶりに生演奏の音楽に魅了されました。子供からシニアまで、たくさんの人たちに音楽の場を提供するという、ラジオフランスの大きな社会貢献に感激感動です。ラジオフランス「ブラボー!」です。
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