サンマロへ二泊してから、サンマロの対岸にあるディナールへ向かいました。朝からあいにくの小雨です。雨の中、車に荷物を積み込み出発です。
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サンマロ湾の入り口の砦 |
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湾をぐるっとめぐっていきます |
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湾の入り口の可動橋の信号待ちです |
ディナールは、サンマロとともに英仏海峡に面した海辺の町で、湾を挟んでお互いに向かい合っています。「北のニース」と呼ばれ、19世紀半ばから立派な別荘が建ち始めました。細かい砂のビーチと、温暖な気候が好まれ、魅力ある土地としてイギリス人の富裕層によって見い出されたのだそうです。サンマロからディナールへは、一時間もかからずに着きます。イギリス人が建てたというおしゃれな別荘が続きます。テレビドラマ「ポワロ」で見たような別荘地です。カジノやしゃれた商店街もありました。
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イギリス人歓迎の旗がたっています。海の向こうはイギリスです。 |
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観光立国フランスでは観光案内所が充実しています。 |
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商店街は人がいっぱい |
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港にはレストランとたくさんのヨット、クルーザーが停泊 |
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昨日までいたサンマロの町が見えます。 |
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別荘がたくさん並んでいます。 |
気温は16℃まで下がり、とても寒くなってきました。ビーチにあるレストランでクレープと温かい飲み物で、体を温めました。お店には、ストーブが燃やされていて、一気に冬になった感じです。八月の旅行ということで、夏物のワンピースやTシャツなど薄い衣類を多く持ち、念のためにそれで寒ければ薄いパーカーを羽織ればいいと思っていた私は、見当違いでした。薄い夏物を重ね着し、その上にパーカーを着て、娘が二枚持っていたロングスカーフを一枚借りて、首にぐるぐる巻きました。お天気によると思いますが、この日は、雨と風で太陽は出ませんでした。海の向こうは、イギリスです。ここはフランス国内ですが、街の雰囲気がイギリスっぽいと感じました。ビーチには、映画「鳥」で有名なヒッチコック監督の銅像が立っていました。ここで映画会が行われたそうです。
海岸の更衣室や砂浜の風除けのおしゃれなテントが印象的です。この周辺はタラソテラピーとして紹介された潮風と太陽の日を受けて体のバランスを取り戻すという自然療法が行われている地域だそうです。
ビーチを散策し、カフェ休憩をし、写真をたくさん撮り、ディナールの街を車で通り抜けました。帰りもまたサンマロを通ります。プチトランが走っていきます。お昼時です。多くの観光客の姿があります。私達は、一時過ぎにサンマロを出て、今回のフランス周遊の旅のクライマックス、モンサンミッシェルへと向かいました。
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