2017年9月24日日曜日

お彼岸

 昨日は9月23日秋分の日、彼岸の中日でした。京都にはいくつものお寺があり、良いお天気に恵まれて、それぞれのお寺はお墓参りに行く人で賑わっています。ニュースでは、東山区にある大谷本廟(浄土真宗本願寺派)へは10万人の墓参者と伝えています。最近では、墓じまいをする人が増えているそうです。いろんな事情があるのはわかりますが、年に数回の墓参は大切なことと思っています。先祖への感謝と、後世へのバトンタッチの中継者としての任務があります。親や祖父母と共にお墓参りをする経験は、小さい子供にとっても大切なことだと思います。お墓の前で手を合わせ拝むという体験は、重要です。目には見えていないけれど今自分があるのは、御先祖様があってのことだということが、成長とともにわかっていきます。そこから感謝という気持ちも育まれるように思います。祖父母から親、そして子へ、孫へ、脈々と命のリレーが続くのです。お彼岸は、御先祖様へ思いを馳せ、そんなことを考えさせてくれる良い日だと思っています。いつの日か、自分も土に還ります。そしてそこで眠ります。ここで眠るのだと思うと心も落ち着きます。生きている人間にとっても、お墓は有意義な存在だと思います。 都会の道端にも秋の訪れがあります。我が家の前の、河原町通りの交差点にある少しの空き地に彼岸花が満開となっています。





寺町通りには、ススキやフジバカマが顔を出しています。暑さ厳しかった夏が過ぎ去り、心落ち着く秋となってきています。












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