フランス周遊の旅から帰って、フランス出国まで一週間となってのおよばれが続きます。二軒目のお宅は、去年の夏に息子さんが、続いてお父さんとおじいさんが、京都へ来られたお家です。息子さんは、今年の六月にも京都へ来られました。何度かブログに書きましたが、おじいさん、お父さんはレバノンの方です。日本人女性と結婚されて、日本で何年か暮らされています。日本語はとてもお上手です。私達は、この日初めて奥さんにお会いしましたが、初対面という気はしません。ずっと以前からの知り合いのように思います。娘は、ご家族の皆さんと親しくお付き合いをして早六年が過ぎています。娘からご家族のことを聞いていることもあり、息子さんや、お父さん、おじいさんと京都でお会いしており、写真で奥さんを拝見しているからだと思います。車で五分ほどの所に住んでおられます。六時頃に出かけました。マンションの八階に住んでおられるので、見晴らしは抜群です。涼しい風が通り抜けます。眼下を国鉄が通ります。結構大きな音で、列車が通り過ぎます。
左前方には新市街地が見えます |
右には旧市街地のチャペルが見えています |
テーブルには、たくさんのお料理が並んでいます。珍しいレバノンのお料理もあります。食事の前には、アペロです。私達もお馴染みになったアペロです。私は、いつものようにほんの少しいただきました。ワインをいただきながらお食事へと入っていきます。いろんなお料理を少しずつお皿にとっていただきます。ご主人は、ベランダに設置してあるオーブンでチキンを焼いてくださいます。いいにおいが漂ってきます。
ワインに目のないご主人は、ワインセラーにいろんなワインを収納されています。特別なワインを出してくださいました。フランスの人はワインのかおりや味についていろいろと蘊蓄を語ります。フランスの人達の、ワイン好きには本当に驚くばかりです。
途中でご主人のパフォーマンスがありました。シャンパンの栓抜きです。ナイフで瓶をカットするものです。マジックのように瓶はきれいにカットされました。難しいテクニックだと思いますが、私は初めて見ました。クライマックスは、チーズです。大きなおぼんにいろんな種類のチーズがのって登場です。形、色、かおり、味、全部ちがいます。ご主人の説明を受けて少しずついただきました。普段チーズに馴染みのない私達は、もの珍しく興味関心好奇心をもっていただきました。
一つ素晴らしい形のチーズがありました。ハート型のチーズです。娘カップルにぴったりのハート型です。彼は、結婚祝いとしてチーズ屋さんに頼んで作ってもらったそうです。娘たちにプレゼントをしてくださいました。
珍しいお料理や特別のワイン、珍しいチーズ、心のこもったおもてなしを受けて、五時間ほど過ごさせていただきました。心に残るおよばれでした。C'etait tres delicieux!
〈追記〉
後日彼から電話が入り、地中海のマグロのお頭が手に入ったので丸焼きにするので届けるという話です。恐縮しましたがこちらから取りに行くことにしました。丸々オーブンで焼いてくれたそうです。照り焼きの味付けでおいしくいただきました。
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