今日は三月三日ひな祭りです。町を歩いているとあちこちの店にいろんなお内裏様とお雛様が飾られています。華やかさが感じられます。今年のひな祭りは、京都にいるので飾っていません。あちこちで見せてもらえるので淋しくはありませんが、いままでのこの日のことが思い出されます。
子供の時には、母が作ってくれたひな祭りのごちそうを、八人という大家族で賑やかに頂きました。母と姉達と歌った「うれしいひなまつり」の歌を懐かしく思い出します。
「うれしいひなまつり
あかりをつけましょぼんぼりに
おはなをあげましょもものはな
ごにんばやしのふえたいこ
きょうはたのしいひなまつり
結婚して娘が生まれてからは、ケーキを焼いてちらしずしを作りました。七段飾りのお内裏様とお雛様を前にして、家族四人で頂きました。娘達と「うれしいひなまつり」を歌いました。懐かしい思い出です。
おだいりさまとおひなさま
ふたりならんですましがお
およめにいらしたねえさまに
よくにたかんじょのしろいかお
それから半世紀以上の時が流れ、今は一人で歌います。
きんのびょうぶにうつるひを
かすかにゆするはるのかぜ
すこししろざけめされたか
あかいおかおのうだいじん
きものをきかえておびしめて
きょうはわたしもはれすがた
はるのやよいのこのよきひ
なによりうれしいひなまつり
作詞 サトウハチロー 作曲 河村光陽で、1936年(昭和11年)にレコードが発売され、2007年(平成19年)に日本の歌百選に選ばれたそうです。ひな祭りがくれば、春はそこまで来ています。春の足音が聞こえてきます。女の子の健やかな成長を祈るひな祭りです。娘達の健康と幸せを願い祈りながら、何回目かのひな祭りを過ごします。
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