三月はたびだちの季節です。三月に入るとあちこちで卒業式が行われ、保育園、幼稚園、小学校、中学、高校、大学と、その年齢に合った歌が別れの曲として取り上げられています。毎年三月になると、二人の娘が幼稚園の卒園式で歌った「おもいでのアルバム」が懐かしく思い出されます。幼い子供たちが、この歌を一生懸命歌う姿に胸が熱くなり、視界はぼやけてしまいました。当時NHKのみんなのうたで流れていました。今手元にある楽譜を見ると、1981年の版です。ダークダックスが歌っていました。その中のバリトンを歌っておられた愛称ゲタさんこと喜草哲氏のコメントがありました。彼の幼稚園時代の思い出です。今は亡き親友が、彼の大ファンだったことを思い出しました。
「おもいでのアルバム」 増子とし作詞
本田鉄麿作曲
一、いつのこだか 思いだしてごらん
あんなことこんなこと あったでしょう
うれしかったこと おもしろかったこと
いつになっても わすれない
二、春のことです
三、夏のことです
四、秋のことです
五、冬のことです
六、冬のことです
七、一年じゅうを 思い出してごらん
とても優しく歌いやすいメロディーです。歌詞は七番まであり、春夏秋冬の一年を歌でふりかえります。歌は不思議なもので、歌いながらその時々の思い出が頭の中に映像としてよみがえります。その人その人の思い出です。今でもピアノを弾きながら歌うと胸がじんとしてきます。
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