今日はめでたくブログ100回目となりました。
いつも読んで頂いてありがとうございます。
これからも「こつこつ」で続けたいと思っています。
大家族という言葉を耳にしなくなって久しい気がします。
私は五女ですが、五女と口にするのはなぜか恥ずかしく、大人になるまでは、答えるのにいつも一瞬戸惑っていました。実際は、二人の姉が生後一年以内に亡くなっているので、私は三女と言ってもいいのですが、戸籍上は五女です。祖父母、父母、兄、姉二人の八人家族でした。私が小さい時は、黒牛、乳牛、鶏、ヤギ、犬、ネコなど、動物もたくさん飼っていて、本当ににぎやかな大家族、大所帯でした。農家だったので、働き手となる作男さんも一人いました。そして田植えの時期には、十人ほどの女性応援隊に来てもらい、お祭りのようなにぎやかな一大イベントでした。台所へも三人ほど近所の人が入って下さいました。秋の刈り入れの時には、男衆が来てくれました。
大家族というのは、人の出入りも多いものです。お客さんが、一人も来ない日はありませんでした。そして子供達が成長し、結婚して実家を離れ、祖父母も亡くなり、人が一人ずつ減っていき、田んぼは宅地化され、農業から借家・アパートなどの経営に変わっていきました。
大家族の中で育った私は、とても淋しがりやです。いつも周りにたくさんの人がいて、いつもにぎやかで、時にはにぎやか過ぎることもありましたが、振り返ってみると、よい経験をしたと思います。日本は少子高齢化の一途を辿っていますが、大家族の良さを忘れないでと願います。
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