昨日5月16日京都三大祭の一つ葵祭が行われました。雨のため一日遅れて行列巡行が行われました。
平安貴族の装束に身を包み、総勢約500名、馬36頭、牛4頭、牛車2台、輿1台の雅な王朝行列が、京都御所を出発し、途中下鴨神社へ寄り、上賀茂神社を目指して約8キロの巡行です。
葵祭の特徴は、平安時代以来、国家的な行事として行われてきたので、わが国の祭りの中でも、数少ない王朝風俗の伝統が残されているとのことです。
祭の起源は今から約1400年前で、賀茂の神々の祟りを鎮め、五穀豊穣を願ったこととされています。途中、中断や中止はありましたが、王朝の伝統は忠実に守られてきたそうです。
新緑の中を、色とりどりの雅な王朝装束が巡行するのは、素晴らしいものです。外国人もたくさん見に来ています。普段めったに見ることのない、日本の伝統的な王朝文化を見ることができます。
私は、今迄に二度見に行っています。一度目はスタート地点となる京都御所で、二度目はゴール地点となる上賀茂神社です。日本の一番よい季節に、上賀茂神社を散策するのも気持ちよいものでした。上賀茂の名物「やきもち」もおいしかったです。
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