2012年5月16日水曜日

高齢者住宅

 先日、高齢者住宅の見学に行ってきました。義母が一人で暮らしている町に、最近できたものです。三階建で全部で30室あります。現在三分の一ほど入所されていますが、いずれかの介護認定を受けている人しか、入れないとのことでした。老人ホームではなく、高齢者専用賃貸住宅で、個室は、六畳ほどの部屋で洗面とトイレがついています。お風呂、洗濯機設置の洗濯室、リビング、食事室は共用で、食事は毎日3食作ってもらえますが、自分で何かを作りたい場合のために、電磁調理器が用意されていました。介護認定を受けている人ばかりなので、自分で料理する人はいないとのことです。入居一時金は20万円で、月額利用料は、部屋代5万円、管理共益費3万円、食事代45,000円、計125,000円かかります。

 今迄に、いくつもの有料老人ホームを見学していますが、安価なものから高額なものまでいろいろあります。負担金も、入居時に高額を支払うものから、月々支払うものまで、パターンも豊富です。

 とても元気でハツラツとしている義母は、高齢者ですが、高齢者と呼べないほどの人です。一緒に見学に行ったのですが「まだまだああいう所へは入れない。今のままで大丈夫」と言っていました。

 そこの運営の基本方針が気に入りました。

「レッセ・フェール」フランス語で「なすに任せよ」の意味です。(経済学で頻繁に用いられており「政府が企業や個人の経済活動に干渉せず市場のはたらきに任せること」を指します。一般には経済における「自由放任主義」と訳されます)Wikipediaより 

人間が年老いていろんな不都合が出てきた時に、まず本人の意思を尊重し、温かく見守るということだと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿