2012年5月10日木曜日

異文化コミュニケーション


 今日は、英会話のレッスンに行ってきました。アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの、英語圏から来日している若い先生達と、私の拙い英会話力で、異文化コミュニケーションをしています。楽しく面白くレッスンを受けています。根本的には、語学を本格的にマスターしていなくても、人間対人間は、コミュニケーションがとれるということです。赤ちゃんが、片言をしゃべり始めた時に、父親や母親とコミュニケーションがとれるのと同じだと思います。もちろん専門的な話(政治、経済、芸術、文化、その他)をするには、相当の語学力を必要としますが、異文化にふれる程度の会話は、片言で通じるものです。

 私の場合は、小学校六年生の時に、生まれて初めて英会話を習いました。姉がミッションスクールへ進学したので、そこのシスターが、生徒の妹や弟を集めて、他国の人とふれあうために、英会話教室を開いて下さったのです。あいさつをして簡単な自己紹介をする程度のものでした。それ以前の外国人とのふれあいは、近くにルーテル教会があり、そこの神父さん一家と親しくしていたので、小学一年生くらいから、神父さんの娘さんや息子さんと遊んだりしました。しかし神父さん一家は日本語がお上手で、英語で話すのはあいさつぐらいでした。オランダから来られた一家で、親同士も同世代で、子供同士も同世代で、近所づきあいがはずんだのではと思っています。

 中学高校と英語の授業はたくさん受けましたが、英会話はゼロでした。機会があるたびに、異国の人とふれあい、英会話に親しんできた私ですが、実力は一向に身についていません。最近は日本に住んでいる外国人も増え、留学する人、海外旅行に出かける人も増加し、外国が身近に感じられるようになりましたが、私の世代では、外国人に接する時に身構える人が、まだまだ多いと思います。そういう意味でも、外国の人とフレンドリーに接する機会を持つことはよいことだと考え、遊びの感覚で英会話のレッスンに通っている私です。

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