三菱長崎造船所史料館を見学して長崎駅へ戻り、路面電車に乗ってシーボルト記念館へ向かいました。路面電車から眺める長崎の町は、とても活気づいていました。路面電車を降りて、地図を頼りにシーボルト記念館を目指し、しばらく歩きました。
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120円と割安で路面電車はにぎわっています。 |
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長崎駅前から3路線あるようです |
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シーボルト記念館方面への路面電車が来ました |
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最寄駅は終点の一つ手前です |
シーボルトは出島オランダ商館医として、文政6年(1823)に長崎へやってきました。研究所である鳴滝塾には、全国から学者や門人が集まり、近代医学を学びました。日本の近代医学発祥の場所です。鳴滝塾があった場所が、シーボルト宅跡となっています。鳴滝という地名は、京都から赴任してきた奉行が、京都の鳴滝に雰囲気が似ている所と感じ、偲んでの命名だそうです。江戸時代は唐通事らの別荘地帯で、清らかな水が流れる静かな田園風景だったとのことです。
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長崎街道の鳴滝付近は歴史ある石橋がいくつかありました |
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ここまで来て月曜休館、がっかり! |
予習不足で、この日、記念館は休館日でした。記念館の隣にあるシーボルト宅跡の草木には、名前がついていました。その中の「おたくさ」に、目がとまりました。シーボルトは、妻「滝」の名前をつけて、新種のアジサイをそう呼んでいたそうです。以前ブログに書きましたが、四国への旅で訪れた宇和島の開明学校で、シーボルトの娘「イネ」が暮らしていたことを知り、そのことを懐かしく思い出しました。「おたくさ」は、銘菓の名前にもなっています。シーボルト記念館の前で、写真を撮りました。
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休館なので外観だけです |
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おたくさ(アジサイ)の説明 |
そのあとシーボルト通り(長崎街道)と呼ばれている、古い町並みを通り、坂道を下りました。
その道は長崎くんちで有名な諏訪神社に通じる商店街となってきましたので、昼食を食べることにしました。長崎名物トルコライスのお店があったので入りました。私は初めて聞く名前で、興味津々でした。長崎では、長崎ちゃんぽんとトルコライスが名物とのことです。ピラフととんかつとスパゲティが盛られています。お店のオリジナルで、ピラフの上に、いろいろのせていたりします。この店は石焼トルコライスが評判メニューとなっています。私は、ハンバーグがピラフの上にのっているのを食べました。ワンプレートですが、おなかがいっぱいになりました。旅に出たら、その土地の名物を食べたいと思っている私は、また一つ新しいメニューを知りました。なぜトルコなのか、由来ははっきりしないそうです。
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元祖トルコライスはとんかつのようです |
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ハンバーグバージョン |
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