年末には世界遺産となった長崎の明治産業遺産群を見てきました。正月になりいくつかの神社に初詣に出かけた後、京都にある明治産業遺産を見学に行きました。南禅寺の裏山にある京都疎水関係の産業遺産です。
南禅寺の三門を潜り抜けて法堂の右側を見るとレンガの連続アーチが見えます。以前からそれが疎水の水道橋だということは知っていましたし、そこで写真を撮った覚えもありますが、その上に上った記憶がありません。今回はそのアーチをくぐり抜け階段を上がり
疎水の水面が見えるところまで上がりました。水路閣という説明があります。明治23年の竣工だそうで、125年もたっています。下から3階建てくらいの高さだと思います。
レンガ造の水道橋の上を歩くことができます。2mほどの溝状に造られた中を水が勢いよく流れています。1mほどの歩く幅で右は10mくらいの崖、崖下は金地院などの南禅寺の塔頭が並んでいます。人とすれ違う時は一層緊張します。
北側は通行禁止、この先は哲学の道の水路となります |
南の方角へ150mほど進むとトンネルが見えました。疎水のトンネルです。さらに進むと水がダム状にたまっているところに出ました。その一帯は疎水事務所と水道局、それに関西電力の施設になっていました。
少し広い公園になっていて西の端からは京都市内や近くの平安神宮がよく見えます。ここが琵琶湖疎水の京都側の出口です。
この先は次回報告します。
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