2016年1月2日土曜日

お正月の楽しみ

 お正月の楽しみといえば、年賀状、おせち料理などいろいろありますが、大の甘党の私にとって、極上の生和菓子は、楽しみのひとつです。
 実家では、父と母のつきあいの広さから、三が日には、ひっきりなしに年始のあいさつの人が来られます。私は高校生の頃から、お茶と和菓子を出す手伝いをしていました。毎年、母は、大晦日に和菓子屋さんからいろんな生和菓子を届けてもらうことにしていました。私はうれしくて、眺めては和菓子職人の素晴らしい技に感嘆し、満面の笑みをうかべていました。はるか遠くに過ぎ去ったなつかしい思い出です。

 そして近年では、京都で有名な四文字熟語の老舗の極上生和菓子が、届けられることとなりました。サンタクロースは娘です。簡単に食べてしまうのはもったいない美しい極上生和菓子です。和菓子も芸術品です。職人さんが作り上げる芸術作品です。食べてしまえば姿は消えてしまいますが、飾っておくわけにはいきません。美しい姿を愛でながら、ひとくちひとくち大切にいただきます。至福の時です。お正月の楽しみです。



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