2016年1月11日月曜日

師走の旅「長崎へ」を終えて

 三泊四日の師走の旅、「長崎へ」を終えて、これから何度も足を運びたくなりました。長崎には、日本の近代化への出発地点としての歴史がたくさんあります。路面電車に乗って、また自分の足で歩き回れる所に、その歴史が凝縮しています。原爆投下された長崎だからこそ、悲しみ苦しみを乗り越えて、平和の尊さを世界に発信できます。


 私達は、同じホテルに三連泊しました。フランス語で「美しい眺め」というホテルです。長崎駅から歩ける距離のところにあります。長崎港に面していて、近くに出島があり、出島ワーフがあり、海の眺めは素敵です。フェリーや定期船が鳴らす汽笛にも旅情を感じます。夜は、港の夜景に魅せられます。






 ホテルの隣には、カステラで有名な文明堂の総本店がありました。明治33年創業の会社です。文明堂のカステラといえば、どこのデパートでも買うことができると思いますが、本店で買うできたてのカステラは、どこか違うようです。しっとり感があり、できたてと感じてしまいます。私達は、二度も買ってホテルで食べました。
  



 三泊四日で、まだまだ行けなかった所がたくさんあります。稲佐山からの長崎の夜景は、平成24年(2012)に、香港、モナコとともに「夜景の素晴らしい世界の都市ベスト3」に認定され「世界新三大夜景」となっています。長崎ロープウェイが工事のため運休しており、今回は行けませんでしたが、次回はぜひ稲佐山へ上りたいと思います。
 世代をこえて幅広いファンのいる、さだまさし、福山雅治、両人のふるさとは長崎です。長崎には、人の心に通じる音楽を生み出す何かがあるのかもしれません。




 長崎駅の観光案内所には、地図やパンフレットがたくさんおかれていました。おもてなしの心を感じます。Nagasaki SARUKU 長崎さるくのシリーズが、1~8まであり、エリア別に親切丁寧に書かれています。初めて長崎を訪れた人にとっては、心強い案内書です。「さるく」は、長崎弁で「まちをぶらぶら歩く」という意味だそうです。次回は少し足を延ばして、平戸や五島列島へも行きたいと思います。今回出会ったホテル「美しい眺め」を利用したいと思います。そして再び、長崎の町を「さるく」しようと思います。



 今回の長崎への旅は、Obin企画ツアーコンダクター(娘)に、おんぶにだっこの旅でした。自称、土木学会、歴史学会、建築学会、産業遺産学会、郷土の偉人学会所属の我々には、大満足の旅となりました。感謝です。  

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