2018年6月8日金曜日

街道の面影(樫原の宿)

 以前岡山と京都を行ったり来たりしていた時に、高速道路以外に国道を走ることがありました。その一つ国道9号線は、かつての山陰街道です。京都の丹波口を起点として、山陰地方を通り山口県の小郡で西国街道に合流します。いつも幹線道路しか通っていなかったので、たくさんある街道や宿場町については知りませんでした。
  先日買い物のあとに京都市内で唯一残る本陣遺構となっている樫原の宿へ寄りました。山陰街道の京都寄りの一番目の宿場とのことです(京都市西京区樫原)。街道の面影が残っています。ゆるいカーブの上り坂に古い家並みが続きます。



樫原陣屋跡(本陣)の説明板が立つ屋敷がありました。現在も子孫の方が住んでおられるようです。中を見学することはできません。写真を何枚か撮って、樫原の宿をあとにしました。





今までに街道と呼ばれるいくつかの道を、部分的にですが車で通っています。「街道」の持つ言葉の響きにひかれます。魅力を感じます。昔の人々の息吹が感じられるようです。記憶を呼び戻し、今までに行った、あるいは通った街道について整理をしようと思います。

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