先日京都木屋町通りを流れる高瀬川で、「高瀬川ホタルの夕べ」が開催されました。期間は6月4日の月曜日から、10日の日曜日までで、ハイライトは、9日の土曜日でした。
梅雨に入っていますが、雨は降らずまずまずのお天気となりました。午後6時半から10時までが、歩行者天国となりイベント式典がありました。私達は8時頃から出かけました。まず始めに鴨川に沿って流れるみそそぎ川の様子を見に行きました。私達が京都に住み始めた頃から、ホタルを呼び戻そうと熱心に活動をされてきた人達の成果が出始めています。毎年この時期になると、今年のホタルはもう飛んでいるかしらと気になり、様子を見に行くのが恒例となっています。みそそぎ川では5匹ほどホタルを見ることができました。ホタルの乱舞とは、まだまだほど遠い感じです。
続けて高瀬川へ回りました。警察官も出て、歩行者天国となった木屋町通りはたくさんの人で賑わっています。夕刻からは協力商店の消灯も実施されています。ポスターには、「月明かりの中で楽しむひと時」とありますが、この日、月は出ませんでした。タイミングよくゲンジボタルの放虫が始まったところでした。
歩行者天国で道路に書かれたチョーク画 |
人だかりの中、放されたホタルが飛び交う姿を隙間から見ることができました。20匹ほどのホタルが優雅に飛ぶ姿でした。日本にいるホタルの代表的なものは、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルとのことで、高瀬川にいるのは、きれいな水が流れている川に生息するゲンジボタルだそうです。たった2週間ほどの短い命の光は、力強くもはかないものです。
子供たちがいっぱいで主催者も大変なようです |
ホタルは小さい時から馴染みがあり、郷愁とともに思い出す梅雨のひとコマです。京都でもホタルを見ることができて大感激です。お世話してくださるたくさんの人達に感謝します。
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