梅雨真っ只中、我が家の小さな庭にたくさんの訪問者があります。カタツムリ、カエルに続いて今度はモグラです。ある日の朝、庭の塀の近くに土を掘り起こしたような跡を見つけました。一か所ではなく、続いています。所どころに小さな穴があります。
数年前にもモグラが来て、庭中を掘り起こしました。その時は、ポアロがタイミングよくモグラを捕まえて、遠くの草原へもって行ってもらいました。モグラに遭遇するのは、至難の技です。毎朝起きる度に、モグラの仕事はどんどん増え続けています。庭中を暴れ回っています。土の中といっても、土を掘って進むのは大変だと思います。若いモグラでしょうか。その働きぶりには感心します。モグラの顔は愛嬌があります。クリクリ目玉にクリクリ坊主。かわいいと言って喜んではおれません。植木鉢の植物も被害を受けています。モグラが土を掘り起こしたおかげで、植木鉢はひっくり返っています。地植えの植物は、根っこから掘り起こされたおかげで、枯れかかっています。モグラが、ずっと同じ場所で暮らすということはないようです。しばらく暴れ回ったら、次の場所へ移動するようです。我が家の小さな庭の土の中に、何匹のモグラがいるのかはわかりません。ファミリーで、しばらく滞在するのかもしれません。夜の間に、モグラたちが小さな庭の土の中を、縦横無尽に動き回っている光景を想像するとおかしくて笑いが出ます。ポアロは、大切に育てている植物が被害を受けて怒っています。「もう少しの辛抱、辛抱、モグラの引っ越しはもうすぐよ」と、私はなだめています。
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