2018年6月22日金曜日

京都府立植物園


 先日京都市左京区にある京都府立植物園へ出かけました。梅雨の晴れ間で爽やかな風の中を、自転車で出かけました。日本で最初の公立植物園として、1924年に開園したそうです。面積24ヘクタールの広大な敷地に約12,000種類、約12万本の植物が植えられているとのことです。私たちは4時頃に着いたので、閉園時間の5時まで1時間で回りました。
閉園前で入り口は空いていました
入り口の近くに植えられているいろんな花が見頃となっていて、良い香りが漂っています。ユリ、ダリヤ、キキョウ、などたくさん咲いています。時計によく似たトケイソウの花は、初めて見た花です。

トケイソウ


ヒマラヤスギやもみの木などの背の高い木立の中を歩きました。私の好きな森林浴です。小鳥たちの姿もあります。途中には水琴窟があり、かすかですがその音色も楽しみました。歩を進めると、池には蓮の花が咲いていました。カモやアオサギもいます。





案内地図を見ながら、散策を続けます。アジサイ園、ハナショウブ園、バラ園など、それぞれのブロックにわかれています。バラ園では、数人の庭師さんが地面にへばりついて作業をされていました。花の手入れの大変さを感じます。来園者に素敵な花を見てもらうために、皆さん頑張っておられます。バラにはそれぞれ名前がついていました。素人目には違いはよくわかりませんが、色、花の大きさ、花弁などに違いはあるようです。



アジサイ園では、たくさんの種類があることに驚きました。セイヨウアジサイ、ヤマアジサイ、ガクアジサイは知っていますが、初めて聞く名前もありました。色は多彩です。花の大きさも、小さいものから大きいものまでいろいろあります。








ハナショウブ園では、やっと見ることができたという感じです。見たいと思ってあちこち回りましたが、姿が見当たらず見頃の時期は終わったのかと思っていたからです。ハナショウブにもいろんな色があります。一時に見ることができるのは、圧巻です。植物園ならではのことです。




観光客あるいは日本に住んでおられるのかはわかりませんが、外国の方も来られています。広々空間に興奮して走り回る子供連れの方もいて、子供の嬉しそうな声が聞こえていました。広すぎて全部を回れなかったように思いますが、閉園時間が迫る中を名残り惜しく植物園をあとにしました。七十歳以上は入園料が無料とのことなので、これからは足繁く四季の移り変わりを見に行こうと思っています。

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