先日予測不可能な経験をしました。朝起きた時からおかしいと思った体の異変が、時間とともにどんどん激しくなってきました。ぎっくり腰を起こしたようです。今までに何十年と使ってきた体です。特別に変な姿勢や動作をしたわけではありません。今までと変わらない生活です。頭に老化の二文字がちらつきます。前屈姿勢はできません。回転姿勢もできません。車の乗り降りにも支障があります。咳やくしゃみは体にひびくので禁物です。お腹を抱えての大笑いはできません。ロボットのように体を垂直に立ててそおっと動かすだけです。それもゆっくりゆっくりです。
今まで家の中を走り回って雑事をこなしていたのがうそのようです。自分の動作が超高齢者のようです。四十代の時に、五十肩と呼ばれるものは経験していますが、ぎっくり腰の経験はありません。ポアロは、五十代の時にぎっくり腰をしました。そばで見ていた私は、ぎっくり腰の大変さを痛感しました。それでも実際に自分がぎっくり腰になってこそ、本当のことがわかるという感じです。五十肩の時は、数回病院へ通いました。温かいタオルを肩においてもらい、マッサージをしてもらったことは、気持ちよい心地よい記憶としてよみがえります。ぎっくり腰に関しては、周りの人に経験者が多くいるのでいろんな情報を得ています。病院へ行ったとしても、あまり良い結果は出ないようです。病院へは行かないで、とにかく安静にしようと思いました。体を動かすことができないので、立ったままでできることはこなしました。体の自由が無いということの不自由さは、精神的にも大打撃です。イライラしてきます。トイレへ行くのも、服の着脱も大変です。家事もできません、自分のことだけで手がいっぱいです。
三日が過ぎて、少し回復の兆候が見えてきました。徐々にですが、体が硬直状態から脱してきたようです。少しずつ体が柔らかさを取り戻してきたようです。明るい先の見通しが見えてきてほっとしています。歳忘れ症候群にならないように気をつけようと思っています。用心用心ご用心です。
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