春を待つ歌もたくさんあります。「春よ来い」は、大正時代後期に作曲された童謡です。私は子供の頃から、春を待ち望み、この歌をよく口ずさみました。最近では松任谷由実さんの「(みんなの)春よ来い」が、なじみがあるかもしれません。
そして中学生ぐらいから私の大好きな歌「早春賦」です。大正二年に発表された曲で、日本の歌百選に選ばれています。
「春は名のみの風の寒さや 谷の鶯歌は思えど
時にあらずと声も立てず 時にあらずと声も立てず」
寒さの中にも春の訪れが近いということが感じられて、心も少し明るくなり弾んできます。「春」という響きは、新しいスタ-ト、そして自然界の命の誕生を連想させ、希望、期待が胸にわきあがります。
0 件のコメント:
コメントを投稿