良寛さんの寺、円通寺へお参りしてから、倉敷市の北に位置する総社市にある宝福寺を訪れました。
宝福寺は、天台宗の僧・日輪が開いたとされ、千年を超える歴史を持つ古刹です。三重塔は国の重要文化財に指定されています。水墨山水画の巨匠、雪舟(1420年生まれ)が、少年期に修行し、落ちる涙でネズミの絵を足の指で描いたという逸話でもよく知られています。岡山県の史跡に指定されている境内は、紅葉の名所としても有名で、11月中旬から下旬は、たくさんの人が訪れるそうです。
私達が宝福寺へ着いたのは3時頃で、冬休みということもあり、訪れる人は誰もいませんでした。深い山の中にひっそりと静かにたたずむお寺でした。雪舟がネズミと一緒にいる石像がありましたが、雪舟が後ろ手に縛られている姿だったので、その写真は撮りませんでした。宝福寺でも家族で俳句をいくつか作り、旅の思い出ができました。
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