今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」は、新島襄の妻八重を描いたものです。放送は二回終わりましたが、今はまだ会津での八重のお話です。八重は、会津藩が迎えた幕末の戊辰戦争では銃を持ち戦いますが、その戦いで父と弟を亡くし、そのあと京都にいる兄の元に身を寄せます。そして新島襄と出会い結婚し、夫と共に同志社大学の創立に尽力します。結婚生活は十二年と短いものでしたが、夫が亡くなったあとも、八重は八十六歳で亡くなるまで京都で生活します。八重は、男性と対等の立場に立ち、生涯を生き抜きます。今の言葉ではハンサムウーマンでしょうか。女性の目から見ると、とても頼もしく気持ちのよい生き方です。八重の生き方から、何か学び取るものがあるように思います。ドラマが進展するのに比例して、新島襄旧居にたくさんの人が訪れて、さぞかし賑わうことと思います。
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