2013年1月16日水曜日

京の街歩き-4


 年末年始を京都で過ごし、初詣にあちこちへ出かけました。街歩きをしていると、あちこちで石碑を見かけます。歴史のある京都では当然のことと思いますが、興味を持ちました。

 木屋町通には、桂小五郎と幾松が住んだ寓居跡があり、今は料亭になっています。



三条通には、池田屋騒動のあった池田屋跡の石碑あります。さらに三条通のすぐ南へ入った通りには、坂本竜馬が下宿していた家(酢屋)があります。そして河原町通へ出ると、坂本竜馬と中岡慎太郎の遭難の地の石碑があります。

 
 
 
 

 三条木屋町の高瀬川にかかる三条小橋の際には、佐久間象山の遭難の地の石碑があります。NHK大河ドラマ「八重の桜」の第一回、第二回に、佐久間象山が登場しています。塾を開き、若者達に時代の先端をきって、日本の国の進むべき道を説いています。吉田松陰、勝海舟、河井継之助、八重の兄の山本覚馬などが学んでいました。


 武市半平太の寓居跡の石碑も、木屋町通にありました。

 
 河原町通、三条通、木屋町通だけでも、かなりの石碑を見ました。百五十年ほど前、明治維新という激動の時代をかけぬけた、多くの若き人達が、この界隈を歩き回り、走り回っていたと思うと、歴史が身近に感じられます。

0 件のコメント:

コメントを投稿