2012年11月22日木曜日

私の出会った城下町 岡山城


 岡山城を訪れたのは、今回が2回目です。35年前、上の子の手をひき、身重の私は、予定日を2ヵ月後に控えた頃に、家族3人プラス1で車で岡山へドライブしました。その頃は近畿地方に住んでいたのですが、片道4時間の1泊2日の旅に出たのでした。35年という長い年月を経て今度は夫婦だけの日帰り旅行です。岡山駅から桃太郎電車に乗って岡山城へ向かいました。岡山城は別名烏城と呼ばれているように、お城を見上げると真っ黒で納得できます。小春日和の中、お城を巡り、日本三大名園の一つになっている後楽園も散策しました。ついつい子供が小さかった時の思い出に話が進み、顔を見合わせて笑ってしまいました。私の場合、子供は二人ともジャンボベイビーで4キログラムほどあったのですが、そんな大きなお腹を抱えて、何の心配もせず、大胆にも旅に出た若さの怖さを今更ながら感じています。
 
 

 岡山城は、1597年(慶長2年)宇喜田秀家により築城されました。主な城主は、宇喜田氏、小早川氏、池田氏です。一級河川旭川に守られるように建っています。何代にもわたり岡山藩主として岡山城を守り続けてきた池田家の現在の当主は、今年の7月に死去されたそうです。その夫人は、今の天皇陛下の姉君です。
 
 

 岡山は、長野と並び文化水準の高い歴史ある町です。お城の周辺には、県庁、県立図書館、美術館などの文化施設が集まっていました。

 帰りも桃太郎電車に乗り、お土産にきび団子を買って岡山をあとにしました。

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