今年の夏は、35度以上の猛暑日が長く続いていますが、地球の悲鳴が聞こえてきそうな、大地からのうだるような熱を感じます。人間もこの暑さに閉口し、どこか涼しいところへ避難したいと思うほどの毎日です。でもそれは限られた人達にしかできません。どんなに暑くても寒くても、誰もがその土地に縁あって生きているのです。
旅行した時に思うことですが、日本のどこへ行っても、どんな山奥でも、そこで生活している人達がいます。こんな不便な所で何故生活し続けるのかと思うほどの僻地でも、生活している人達がいます。徐々に過疎化が進み、限界集落と呼ばれる地域も出てきていますが、人間は「住めば都」と昔から言われてきたように、土地との縁、先祖からの流れで、どんな所にでも住めるようになっているのだと思います。
我が家も、どこか涼しい所へ避暑に行きたいものだと、願望を持ちながら、それは所詮夢の話なので、一室だけゆるく冷房をかけ、避難所にしています。家中全館冷房するなど、この節電の時にできません。避難所があるというだけで、どんなに汗をかいても、涼しい部屋へ入るとホッとして、また活動できます。
この暑さには、自然界の生き物たちも、人間同様に悪戦苦闘していることと思います。庭に小さなカエル(体長4センチほどのトノサマガエル)がいるのに、気づいたうちのポアロ(夫)が、小さなお池を作りました。するとそのすぐあとから、カエルがお池に入って遊んでいるのです。小さなお池は、直径約20センチのかわいいものです。カラスの襲撃から守る為の対策や、あまりにも強い日射しから守る為の対策も施しました。ささいなことですが、人間と他の生き物とのふれあいを感じて、ほほえましく、カエルの水浴び、水遊びを眺め、暑い夏の日のひとときを過ごしました。
カエルの水浴び、水遊びの写真が撮れたので見て下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿