2012年8月17日金曜日

知る・学ぶ・気づく


 小学校教諭をしている知人女性から聞いた話です。現在小学校3年生の社会科の授業で「地域の発展に尽くした人々」という勉強をするそうです。日本の歴史に登場する有名な人物については、6年生の社会科で勉強しますが、3年生では、自分の住んでいる地域に注目し、それぞれの地域別に取り上げた人物について学ぶそうです。
 私は、夫の転勤で、あちこち転居しましたが、それぞれの地域には特性があります。気候、場所から生まれる産業、特産物、人への影響(生まれてから成長する間に受ける影響など)様々な特性があると思います。私の二人の子供が小学校3年生の時は、住んでいる地域の産業について勉強したと記憶していますが、現在は人物を取り上げているそうです。
 大人でもなかなか知らない「地域の発展に尽くした人々」です。先日山陰の旅で書いた、鳥取県安来市の和鋼博物館、島根県大田市の石見銀山など、旅をして知り・学び・気づかされたことがたくさんありました。史跡、遺跡には、たくさんの人々の生きた証が残されています。そして先人達の苦労が実り、今へと続いているのです。先人達のおかげで今があるのです。人から人へ、脈々と歴史は流れていきます。
 小学校3年生の子供達に負けないよう、私もそれぞれの「地域の発展に尽くした人々」に関心を持って、知る・学ぶ・気づくの旅を続けたいと思います。

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