2012年8月21日火曜日

「都会暮らしの君へ」


何年ぶりかの 君からの便り ありがとう



ここには 今も 澄みきった青空

昔と変わらぬ川の流れ

飛びかう蛍のむれ

手が届きそうな満天の星

秋の夜長を楽しませてくれる虫達の声 があります

これらの全てを

都会暮らしの君に 送りたいと思います



クラスの友も 皆 田舎を離れて行きました

君の初恋のあの人も 隣の町へ嫁いで行きました

淋しくなったものです

今では 私の子供達が 野山をかけ回っています  

にぎやかだった学び舎も

今は廃校となり 淋しそうです



こんどの夏は クラスの仲間を集め

あの頃にもどり

ひとときを 過ごそうではありませんか

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