花暦、この言葉の響きはとても素晴らしいと思います。人の心に、期待感と楽しみや喜びをもたらしてくれるようです。花を育てることの苦手な私でも、移り行く季節の中で咲く花たちに喜びをもらい、楽しませてもらっています。
日本の春、いろんな桜が順を追って咲き、春爛漫となります。そして桜が散り始めると順番を待っていたかのように、ハナミズキが満開となります。京都の二条通り、三条通りは、ハナミズキの並木で賑やかになります。先日京都から奈良経由で三重へ長距離ドライブした時には、フジやボタン、シャクナゲ、ツツジ、ヤマブキなど、いろんな花を見ることができました。
三重の我が家の小さな庭にも、いろんな花が咲き春爛漫です。建物の影となる場所にも、シャガが薄紫のきれいな花を咲かせています。ナルコユリやアヤメ、シランも咲いています。マーガレットはもうすぐ咲きそうです。
ポアロが愛情をかけて世話をしている植木鉢の花も、小さな花を咲かせています。冬の寒さの中でも、花たちは着々と花を咲かせる準備をしています。気温、日照時間、水、少しの変化も見逃さず、敏感に反応しています。花たちも、自然界に生きる仲間です。そう思うと花たちの健気さが嬉しくて、なおいっそう愛しさが募ります。
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