先日京都左京区にある修学院離宮の参観に行ってきました。予約と当日申し込みがありますが、私達は11時の当日申し込み受付に行き、1時半からの整理券がとれました。京都に住んでずいぶん経っているのですが、修学院離宮の参観にまだ行っていませんでした。最近大宮御所と仙洞御所を参観して感動した私達は、せっかく京都に住んでいるのだから積極的に見て回ろうと行動を起こしました。
1時10分の集合まで時間があるので、近辺を散策しました。少し坂を下り南へ曲がり音羽川を渡ると道入時というお寺がありました。洛陽十二支妙見山「寅」とあります。
曼殊院という表示があるのでまた坂を上りました。そこには源氏物語に出てくる雲母坂(きららざか)という表示があります。その南側が曼殊院です。以前拝観したことがあるので、今回は門前で写真を撮りました。
曼殊院道を下ると大きな石碑があり「鷺宮神社」とあります。小さな橋があり林の中に細い道がつながっています。心配しながらも進んでいくと神社に出ることができました。
神社を横切ると修学院道に出ることができました。昼食には離宮前のうどん屋さんに入ったのですが、先客カップルがフランス語で話されているので、ポアロが英語で声をかけました。娘がモンペリエに住んでいること、去年夏にフランス人と結婚したこと、私達は夏の一ヶ月フランスに滞在して旅行もしたことなど、拙い英語で話しました。彼らはリヨンに住んでいるとのことでした。昼食は私達と同じく、そばとうどんを食べておいしかったと喜んでおられました。つかのまの会話ですが、コミュニケーションは楽しく、彼らも修学院離宮の参観に来られたのでした。
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