2018年4月4日水曜日

チャリダークラブ遠征(京都八幡背割り桜) 2


 京都八幡背割り堤を目指して南下する私達の左方向、東に伏見桃山城が見えています。自宅から鴨川、東高瀬川、新高瀬川、川を見ながらペダルを踏んで12キロほど走ってきました。桜のピンク、菜の花の黄色、春の色が水面に映っています。ここへ来るまでに近鉄電車やJR線と交差しましたが、京阪電車が宇治川の鉄橋を渡る光景は、周囲の景色との調和がとても素晴らしくフォトスポットでした。数年ですが、京阪の特急電車に乗って大阪へ通勤した日々が懐かしく思い出されます。黄色と渋い赤の特急電車、緑色の普通電車が、軽快な音を出して通り過ぎます。カメラマンのポアロは、撮影で大忙しです。



いよいよ宇治川の川堤に出ます。川幅は広く雄大な流れです。鳥も水鳥もたくさんいます。ウグイスのかわいい声が聞こえてきます。




 宇治川の川堤を走っていると、テレビによく登場する京都大学の防災研究所が見えてきました。広い敷地と建物は馴染みある姿です。何本もの大きなソメイヨシノが満開です。


その先に淀競馬場が見えてきました。年に何回かあるレースの時には、たくさんの人で賑わっている競馬場です。レースが無い時も、競馬場の手入れ、管理する人が働いています。馬場に散水している大きなトラックが見えました。競馬場の真ん中には、大きな池があります。レースはこの池の周囲を走るのです。競馬場の隣には、騎手たちの宿泊施設や馬たちの厩舎がありました。競馬場のすぐ裏が、宇治川ということは知りませんでした。川堤は道幅も広く立派な道です。人と自転車だけしか通れません。私達の他には誰もいません。もっと利用する人がいてもいいのにと、不思議に思うほどです。少し遅くなりましたが、途中で買ってきたお弁当をここで食べることにしました。久しぶりのピクニックです。行楽日和、お花見日和の素晴らしいお天気です。非日常がここにあります。気持ちもリフレッシュします。



淀と聞くと淀君が思い浮かびます。淀城があったところです。競馬場の近く、西北に位置しています。また次の機会に淀城を訪ねたいと思います。お弁当を食べて少し休憩して、再び出発です。遠くに石清水八幡の山が見えています。「背割り堤」まであと6キロほどです。もう少しもう少しと自分に言い聞かせて、ペダルを踏む足に力を入れます。春爛漫の景色が応援してくれているようです。



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