2016年3月14日月曜日

アラハン?

 先日テレビを観ていて、またまた新しい言葉に出会いました。アラハンです。アラハンとは、around hundred 、つまり百歳前後の高齢者のことです。アラフォー(四十歳前後)アラサー(三十歳前後)アラフィフ(五十歳前後)アラカン(六十歳前後)と次から次へと造語が生まれ、いよいよアラハンの誕生です。
 最近ブログに書きました日野原重明氏は104歳、篠田桃紅氏は103歳、お二人とも現役人生を邁進中です。日野原重明氏の著書は、本屋にズラリと並んでいます。篠田桃紅氏の著書は、ベストワンを続けています。その他にも家事評論家の吉沢久子さんは98歳、日本初の女性報道カメラマン笹本恒子さんは101歳です。アラハンが書かれた本は、アラハン本と呼ばれ、大型書店にはアラハン本のコーナーが特設され、注目を浴びているとのことです。出版社には、続々と感想文が届いており、一つの出版物に2000以上も寄せられているそうです。読者の多くは四十代以上の女性達で、アラハン本を読んだ感想は、
*肩の力を抜いて謙虚に生きて行こうと思った。
*忙しくても流されずに行こう。
*落ち込んだ時や悩んだ時に手に取る。
などがあり、出版社編集委員の方は「目先のわからない人生で、歳を重ねた先人の言葉が道しるべになっているんでしょうね」と言っておられます。
 百歳以上の人口は6万人を超え、45年連続で増加しています。その87%が女性です。アラハン本を書かれている人達は、仕事も現役、超スーパー人間です。考え方も生き方も、すべてが、後に続く者にとっては、生きるパワーをもらえる有り難い存在です。これからは人生百年、アラハンの方々を目標に、歩んでいきたいと思います。


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