家の近くの小学校では、連日にぎやかに運動会の練習をしています。運動会は、学校の一大行事です。そして親にとっても、楽しみな一大行事です。子供が小学校時代、おじいちゃんおばあちゃんが、孫の運動会を見に、わざわざ遠い所から出かけてきてくれました。祖父母にとっても、孫の運動会は楽しみだったようです。
私の小学校時代の運動会は、学校、家庭、地域が一つになって、いろんなプログラムに参加するという盛り上がりでした。リレーも子供達だけでなく、先生方、地域有志のグループもあり、皆が応援に燃えました。
私は、運動会が大好きでした。運動会は勉強でなく、遊び感覚でした。私の出番は、たくさんありました。クラス対抗リレー、地域対抗リレー、いつもリレーの選手になっていました。徒競走もあり、遊び感覚で走っている私は、たくさんの賞品をもらう結果となり、友達からうらやまれるほどの、賞品を手にして家路についたのでした。
しかしいつの頃からか、運動会が様変わりしました。徒競走をしない学校も出てきました。賞品というものもなくなったそうです。子供達に差別感を与えてはいけないということになったようです。世の中にはいろんな人がいて、得手不得手があって当然のことで、勉強の得意な子、運動が得意な子、走るのが抜群に速い子など、それぞれの力を発揮できる場があった方が自然な社会だと思うのですが、どうも均一化が重要視されているようです。
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