今年も残り少なくなった先週末から、家族で長崎へ行ってきました。3泊4日の旅で昨夜遅くに帰ってきました。12月も下旬となっているのに、暖冬で、よいお天気に恵まれ、あちこち歩き回りましたが、汗ばむほどでした。京都から新幹線で博多へ、そして、九州新幹線、さらに、鳥栖から在来線特急に乗り、昼過ぎに長崎に着きました。特急「かもめ」で、昼食に駅弁を食べたので、駅に着くと荷物をコインロッカーに預け、早速、街の散策に出かけました。
九州新幹線は4人席でゆったりしています |
特急かもめは革張りのシートです |
世界遺産登録でにぎわっています |
まず、路面電車に乗って、北エリアへ移動しました。長崎の路面電車は、100周年を迎えるそうです。
乗車賃は120円です |
はじめに、原爆資料館をたずねました。毎年8月9日に、原爆について報道されますが、現地を訪れると、その被害の甚大さと人々の苦しみ悲しみがひしひしと伝わってきます。今年は戦後70年という節目の年であり、被爆された方々も高齢となり、この資料館は、平和の尊さ・命の尊さを後世に伝えていくという責務を担っています。
原爆資料館の隣に国立長崎原爆追悼平和祈念館があります。死没された方々を追悼し、永遠の平和を祈念する施設です。静かな、そして、光の中、追悼空間を進むと、日本の繁栄は、眠っておられる方々の犠牲の上にあることを痛感します。
池の下が祈りの空間になっています |
その後、浦上天主堂をたずねました。原爆によって全壊し、再建されました。教会の中は厳かな雰囲気でした。
次に、平和公園へ行きました。私は50年前に高校の修学旅行で一度来ています。毎年、この公園で平和祈念式典が行われています。平和祈念像が訴えているのは、平和の大切さと原爆の恐ろしさです。昔はなかったエスカレーターが取り付けられて、平和公園は美しく整備されていました。時の流れを感じました。外国の方々の姿もありました。
平和公園の南側に、原爆落下中心地碑があります。
旅の1日目は、平和エリアをたずね、追悼と平和祈念を心に深くきざみました。
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