今日京都では京都検定が行われました。京都商工会議所主催で、今年は12回目です。友人、知人もチャレンジしています。シニア層の人達にも、脳活になるということで人気があるようです。京都検定はご当地検定の一つで、以前私達が住んでいた奈良や岡山でも、ふるさと三重でも行われています。京都検定は、京都・観光文化検定試験の略で、京都の文化、歴史の継承と観光の振興、人材育成に寄与することを目的として実施される「京都学」の検定試験とのことです。出題範囲は多岐にわたっています。歴史、史跡、神社、寺院、建築、庭園、美術、伝統工芸、伝統文化、花街、祭と行事、京料理、京菓子、ならわし、ことばと伝説、地名、自然、観光等、京都に関すること全般、とパンフレットに書かれています。あまりの広さに気が遠くなります。レベルは、3級2級1級とに分かれ、京都の歴史・文化などについて、3級は基本的な知識レベル、2級はやや高度な知識レベル、1級は高度な知識レベル(京都の魅力を発信でき、次世代に語り継ぐことができる)とあります。2級、3級は四択ですが、1級では、地名も人名も正しく手書きを求められます。友人は1級を目指して、今年は二度目の挑戦です。地理や歴史を暗記するのが非常に苦手な私には、挑戦する気も起こらないのですが、何度でもチャレンジする友人のやる気・根気、気力とパワーに脱帽です。
検定といえばずい分昔からそろばんや英語が有名ですが、京都では漢字検定が1975年(昭和50年)から開始されていて、今では入試にも取り入れられているそうです。漢字といえば、毎年清水寺で発表される「今年の漢字」が、師走の話題の一つになっています。そろそろ発表されるのではないでしょうか。京都には漢検漢字資料館もあります。財団法人日本漢字能力検定協会が、いろいろ頑張っているようです。漢字検定も、子供からお年寄りまでたくさんの人がチャレンジしているそうです。日本のあちこちでいろんな検定ブームが起こっているようです。
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