久しぶりのチャリダークラブです。今回は東山区にある東福寺と伏見区にある石峰寺を目指します。
鴨川左岸を南へ走り、護岸工事のため通行止になっているところで上へ上がると、ちょうど東大路通の東福寺入り口でした。観光バスがたくさんとまっており、続々と観光客が東福寺へ入っていきます。中国の方がたくさんおられました。私達は、途中で駐輪場へ自転車をとめて歩きました。参道にある塔頭では、京料理の食事処や茶店、土産物も売っています。お昼どきだったのでどこの店も賑わっていました。東福寺の中へは何度か入っているので、通天橋を眺められる臥雲橋から渓谷の紅葉を楽しみました。紅葉もいよいよ終盤ですが、まだ緑の葉もたくさんあり落葉まではもう少し間がありそうです。
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入口となる臥雲橋 |
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メインの通天橋です |
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塔頭での茶店 |
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東福寺の境内もにぎわっています |
東福寺の紅葉の写真を撮り、東福寺をあとにし、鳥羽街道を南下します。途中伏見稲荷大社の前を通ります。ここもたくさんの観光客で賑わっていました。
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伏見稲荷の正面 |
私は街道が大好きで、とても興味があります。昔の面影があちこちに残っており、そこへ新しいものが入りこんでいます。
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旧東海道本線は伏見を通っていました、歴史あるランプ小屋 |
次の目的地は石峰寺です。京都にあるほとんどのお寺へ行っていると思っていましたが、石峰寺は初めてです。黄檗山萬福寺を本山とし、宝永年間(1704~1711)に建立された禅道場です。最近話題となっている江戸時代中期の画家、伊藤若冲(1716~1800)が、寛政年間(1789~1801)に庵を結び、安永(1772~1780)の半ばより十年余りをかけて裏山に五百羅漢を作成しました。本堂南には伊藤若冲のお墓があります。当初は1000体以上もの石像がありましたが、現存するのは五百数十体だそうです。伊藤若冲の生家は、京の台所と言われる錦小路にある青果問屋です。錦小路は、私にとって馴染みのある場所なので、伊藤若冲に親近感を覚えます。
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鳥羽街道から石峰寺への曲道 |
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自転車は押して上がりました |
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最後は階段です |
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黄檗宗独特の門 |
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寺内は野草が植えられています ホトトギス |
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千両、万両がたくさん植えられています |
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本堂の裏に若冲のお墓、そのさらに上が石仏群です |
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毎年9月10日若冲忌が行われています |
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石仏は撮影禁止ということで説明書からのコピーです |
この日は平日で、参拝する人は少なく、出会ったのは数人でした。ゆっくり五百羅漢を鑑賞しました。釈迦の誕生から涅槃に至るまでの生涯を表現したものを中心にしているとのことです。石仏の顔はとてもユニークで、見る者の心もほっこりします。石峰寺は山の突き当たりで、ずい分高いところにあるので、京都の町が一望できます。西の山々、北の山々、そして南には大阪の町が見えています。
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西を望むパノラマ |
帰りも鴨川左岸を走りました。京の冬の風物詩のひとつになっている都鳥が、たくさん集まっていました。エサをやっている人がいたので納得です。また、誰がしたのかはわかりませんが、いろんな石をうまく積み上げた芸術的作品に出会いました。
今回の走行距離は13キロでした。よいお天気で心地よい疲れを感じました。
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触ると崩れそうです |
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都鳥と鴨の乱舞です |
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