先日、三十年ぶりに穴太寺へお参りしました。親達の札所参りに同行して、朱印帳にご朱印をもらい一冊目は完成させたのですが、二冊目がとびとびで、穴太寺が抜けていたので再びお参りしました。
穴太寺(あなおじ)は、あなおおじ、あのうじ、あなおうじ、とも呼ばれますが、私達は昔から、親達も「あのうじ」と言っていました。穴太寺は、西国三十三所第二十一番札所で、天台宗の寺院です。京都の住まいから25kmほどの小さな旅です。京都府亀岡市郊外にあります。伝えられているところによれば、創建は705年で、文武天皇の勅願により、大伴古麻呂が開創したとされています。仁王門をくぐると、境内には、本堂、多宝塔、鎮守堂が建っています。境内にはボタンが咲いていました。日本庭園も有名だそうです。新緑の素晴らしい季節ですが、平日ということで参拝者はまばらでした。
穴太寺の前の通りに面して、大きく育ったセンダンの木が、美しい薄ピンク色の花を咲かせていました。見事でした。穴太寺の近くに、ポアロ(夫)の大学時代の友人の家があり、一度寄せてもらったことがあるそうですが、四十年以上も前のことで、探しましたが見つけられませんでした。友人は、高校の教師をしながら、実家のお米作りを長年にわたり手伝ってきたそうです。穴太寺周辺の田んぼでは、水張を終えて田植えの準備がされており、これから田植えという様子でした。
お寺周辺の鄙びた道 |
亀岡の銘木 原田邸のセンダン |
薄ピンク色の花 |
私達の二冊目の朱印帳は、まだいくつか抜けているので、レジャー気分でゆっくりお参りしたいと思っています。
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