2015年5月20日水曜日

珍しい呼び名

 私のことを大おばと呼んでくれる人が増え続けています。一歳の子から中学一年生の子まで、総勢十人となりました。その内の一人は、日本とフランスを結ぶ子供です。大おじ、大おばとは、祖父母の兄弟のことです。
 人生と人生がわずかな期間でも重なったということを取り上げれば、私の祖父母は四人の内二人、ポアロ(夫)の祖父母は四人の内一人です。私の父方の祖父は私が五歳の時に、父方の祖母は私が十五歳の時に亡くなりました。ポアロは十六歳の時に父方の祖母が亡くなっています。かろうじて私の父方の祖母の弟、つまり大おじは、私が高一の時まで健在でした。ポアロの大おじ、大おばは皆無です。私は兄が一人、姉が四人いる末っ子でしたが、姉二人は幼くして亡くなっているので、実際は四人兄弟として育ちました。今の日本は少子化の社会になっていますが、私の友人には五人兄弟、六人兄弟の人も多くいます。兄弟の一番上は戦前生まれです。兄弟が多い私の友人達は、もう少し前から大おじ、大おばになっています。人間の寿命が延びて、これからは大おじ、大おばと呼ばれる人がどんどん増えると思いますが、五十年前は珍しい存在でした。

 FAMILY TREE(家系図)を作るのも面白そうです。

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