2012年12月7日金曜日

ノロウイルスの猛威

 ノロウイルスがすごい勢いで流行の兆しを見せています。先日のニュースでは、ノロウイルスによる死者も出たと伝えています。特に高齢者、乳幼児、体力・免疫力の落ちている人にとっては少しの油断もできません。
 私の2012年(平成24年)は、ノロウイルスでスタートしました。大晦日は近くのお寺へ行き、新しい年の絵馬をもらい、除夜の鐘をつかせてもらい、甘酒をいただくというのが我が家の恒例行事となっていました。いつものように出かけ108人の行列の30番ぐらいの順番で並び、絵馬をもらい除夜の鐘をつき甘酒をいただき、遠くからも聞こえてくる除夜の鐘の音を聞きながら、ゆく年くる年の感慨を胸に帰宅し、一年をしめくくりバタンキューと眠りにつきました。元日は、家族が起き出してくる前に洗濯物を干しておこうと思い動き始めました。干し終える頃、突然、胸をつき上げられトイレへかけこみもどしてしまいました。そのあと何度もその症状が続き、胃液が出るまでもどし続けました。何も食べられず飲めず元旦は布団の中で一日が終わりました。おせち料理を作った私は、家族がおいしそうに食べるのを横目に見ながら、一日二日と絶食状態で過ごし、やっと落ち着いた状態になってから、りんごをすりおろして少し食べました。ところが2日の未明から、休暇でフランスから帰っている娘が、突然嘔吐と下痢を発症しダウンして寝込んでしまいました。私と娘を突然襲ったものは何か、全く見当がつきませんでした。家族4人が同じ物を食べ同じ物を飲んでいたのに、あとの2人には何も起こりませんでした。のんきな話で申し訳ないのですが、そのあとずい分経ってから、ひょっとするとこれがノロウイルスだったのではないかと思い始めた次第です。
 突然発症し一日で治まるわけのわからないもの、しかし死者まで出る怖いもの。つわりもなく、嘔吐をした記憶もほとんどない私ですが、2012年(平成24年)の元旦は本当にひどいスタートでした。外出から帰宅した時の手洗いとうがいは重要なことだと気がつきました。今までの私は軽く見ていました。健康に対して自信過剰だったのかもしれません。2013年(平成25年)は、良いスタートであるように願っている私です。

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