先日テレビで四人組のヴォーカル・ユニットIL・DIVO(イル・ディーヴォ)を見ました。八年前にデビューしているのに、私は全く知りませんでした。家族もその情報をキャッチせず、八年が経っていたのです。テレビの三十分番組を見ただけで、私はとびつきました。「世界が恋に落ちた」というキャッチフレーズで宣伝されていますが、私はまさにその壺にはまったというわけです。テレビを見た次の日には、CDを買いに行きました。10月14日に発売されたばかりの2枚組のCDです。プレゼントに四人のプロマイドが入っていました。
IL・DIVOは国際的なグループです。スペイン、スイス、フランス、アメリカの出身です。四人はそれぞれ音楽専門の道を歩んで来ており、オペラも経験して舞台で活躍してきました。しかしその音楽だけで生きていくのは厳しく、アルバイトしながらの暮らしでした。イギリスのプロデューサーのもと、国を越えて音楽を作り出すという大プロジェクトがスタートしました。音楽は世界を結ぶ、言葉も肌の色も国の垣根を越えて、音楽は世界を一つにする。素晴らしい取り組みです。
収録されている曲は、なじみのある曲ばかりです。ロマンティックな愛のうた、数々の映画音楽、美しい声のハーモニーは最高です。しかもさすが国際的ヴォーカル・ユニットです。いろんな言語で歌っています。
日本へは何度も来ていて、日本の子供達とも共演しています。彼らが日本語で歌う「故郷」は、胸に深くしみ入ります。東日本大震災チャリティーコンサートにも参加して、暖かい支援をしてくれています。彼らのこれからのさらなる活躍を応援したいと思います。
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