2012年4月23日月曜日

私の好きなことば「楽は苦の種、苦は楽の種」


 小さい時に覚えたこのことばが、私の生活の基礎となっています。しんどいから後で、面倒だから後でと思う瞬間、このことばが頭にうかんできます。このことばは、母の口癖でした。いつの頃からか、しっかりと私の身にもついたのです。毎日の生活の中で、これを実行することが、気持ちのよいものになりました。
 先に楽をしてしまうと、そのあとの苦が、何倍にも膨らんでしまいます。逆に、先に苦をしてしまうと、そのあとの楽は、何倍もの大きさになるのです。
 なんでもない些細なことから、大きなことまで、日々の暮らしの中で、ぜひ実行してみて下さい。

ことわざ辞典から
 苦楽は交互に訪れるものだから、楽なときでも気をゆるめず、苦しいときでも希望を捨てないで耐えていれば、将来の楽につながるという教え。


類句「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」
 人生には楽しいことばかりがあるわけではないが、苦しいことばかりがあるわけでもない。楽したあとには苦しいことがある。楽ばかりと苦ばかりも続かないが、怠けていると苦労するといういましめ。

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