京都の家のすぐそばにあったコンビニが、今月末で閉店することになりました。「三十年のご愛顧に感謝します」と書かれたお知らせを見て驚きました。私たちが京都に住み始めて20年ほど経っていますが、ちょっとした忘れ物などを買いによく利用したコンビニです。
年々コンビニの数も増えましたが、この地域では一番古いコンビニでした。私たちと同世代のご夫婦が経営されていました。昼間はアルバイトの人を雇っておられましたが、24時間営業のコンビニなので、ご夫婦は深夜も働かねばなりません。コンビニの24時間営業については、社会問題にまで発展して騒動を巻き起こしています。消費者としてコンビニを利用するのは、常時ではなく突発的な買い物です。日用雑貨や食料品などは、ほとんどスーパーで買います。コンビニの方が価格は高いからです。買い忘れをした時や緊急時は、コンビニを頼ります。若者や現役世代の単身者は、買う量も少なく便利なコンビニを愛用しています。
京都市役所があるこの地域には、十年ほど前からマンションが増え人口も急激に増えています。小規模のスーパーは、地域内に4店舗にもなりました。コンビニは、ざっと見回しただけでも7~8店あり、激戦区です。時代の移り変わりとは言え、家の前のコンビニが消えるのは寂しい限りです。
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