2019年6月21日金曜日

読書の楽しみ(岸恵子著書)


 今、岸恵子著書にはまっています。著書がたくさんあることに驚き、次から次へと読破しています。ここしばらく視力の低下を気にして、読書は控えていました。しかし現在86歳の彼女の近況をテレビで知ってから、著書に飛びつきました。最新の著書「孤独という道づれ」は、まだ読んでいませんが、タイトルに飛びついています。
 一気に読んだ本は、
・「30年の物語」
・「私の人生ア・ラ・カルト」
・「私のパリわたしのフランス」
・「巴里の空はあかね雲」
・「ベラルーシの林檎」
の五冊です。随筆です。これらは20年以上も前の著書で、時代的には古いものです。十代でスターダムに上り詰め、24歳ですべてを捨てて一人でフランスへ渡ります。その後18年間の結婚生活にピリオドを打ち、一人娘と共に新しい人生に出港します。
出会い、結婚、別れ、今生の別れ、人生のすべてが赤裸々に語られています。選りすぐられスターとなった人、最高の幸せを掴んだ人、キラキラ輝く女性の星と思われていた特別の人の悲哀を知り、胸がキュンとなります。本を読み進めるうちに、彼女の強靭な精神力が伝わってきて、ますます彼女の人柄にひかれます。有名すぎる名前と時々テレビで拝見するお顔は知っていても、人物については詳しくは知りませんでした。著書を読んで、文筆家でありジャーナリストであり、女優でもある彼女の魅力にひきつけられています。女性として大先輩の人の今までの人生、そしてこれから先の彼女の生き方を、著書から学ぶことができます。期待に胸が膨らみます。

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