2019年6月12日水曜日

上皇、上皇后陛下京都へ


 昨日4時頃に京都大宮御所に到着された上皇皇后両陛下をお迎えに行くことができました。退位されて初めての地方訪問です。退位に伴う儀式に臨まれるのです。11日に京都へ到着されて、12日には孝明天皇、明治天皇の陵を参拝され、13日には東京へ戻られます。
 私たちは夕方の御所散歩に出かけたのですが、丸太町通りにはたくさんの京都府警の方や、他の所属の警備の方たちがおられます。上皇、上皇后陛下がこの日京都へ来られることは知っていたのですが、時間的なスケジュールは把握していませんでした。ポアロが警備に立っている人に尋ねたところ、京都駅に3時半頃着かれて大宮御所に4時頃到着されるという情報を得ました。御苑内の大宮御所でお迎えしようと、急ぎました。あちこちに警備の方が立っておられます。京都府警の方は制服でわかりますが、皇宮警察の方や宮内庁の方、職員の方は、どこの所属かわかりません。ポアロがまた尋ねました。「上皇、上皇后陛下は、堺町御門から入られて、大宮御所へ行かれます。堺町御門か大宮御所の前でお迎えください」とのことでした。大宮御所の前にはたくさんの人がいます。お迎えする場所にはロープが地面に置かれ、制限されています。多くの人が日の丸の旗を持ち、今か今かと待っています。私たちもその列に加わりました。



小雨が降り出し、雷も鳴ってきました。一刻一刻と時間が過ぎていきます。宮内庁の職員かと思われる男性が、拡声器を持って手順を説明されます。「到着3分前には、足元のロープをかたづけます」とのことで、ロープもはずされました。 






2台の白バイから始まり、パトカー、白バイ軍団、長い隊列が続きます。上皇皇后両陛下の車が近づくと、前にいた女性が大きな声で叫びました。「美智子様~ありがとうございます。上皇陛下ありがとうございます」と。私たちの側に乗っておられた美智子様は、にこやかに会釈をされています。胸がジンとします。前の女性たちは「鳥肌がたつね」と興奮状態です。隊列をくんだたくさんの車が、大宮御所へと入っていきます。興奮冷めやらぬ気持ちで、日の丸の旗を握りしめ、御苑の砂利の中を帰りました。





心配した雨も、到着される寸前には止み、青空と太陽が出て素晴らしいお天気となったのは感動的でした。
 夜の情報番組で、両陛下を迎える人たちの姿を伝えていました。京都駅では。5時間も前から待っていた人たちがいたそうです。皆さん一目お会いしたいという強い想いで、今日を迎えたのでした。私たちは三度目ですが、両陛下の優しいお姿にはいつも感動します。これからも時々お目にかかれることを望んでいます。

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