京都の我が家の東側には、浄土宗のお寺があります。町の中心部でありながら、お寺が二つ並んで存在するので空地が広くて住民としては助かっています。そのお寺の建物のそばにある2.5mほどの木が、珍しい花を咲かせました。五月に入った頃から、とても目立つ赤い花が咲き始めました。その数はどんどん増えて、一本の木にたくさんの花が咲いたのです。
ベランダからよく見えるので、何の木かしらと気にしながらも追跡はしていませんでした。ゴールデンウイークが終わり、平常の暮らしに戻った時、赤い花の色が少しずつくすんできているのに気づきました。満開という峠が終わり、下り坂に入ったのだと焦りました。カメラマン兼編集者であるポアロに依頼して、写真を撮ってきてもらいました。彼も興味を抱き、調べてくれました。名前は見た通りのブラシノキ、オーストラリア原産とのことです。赤い花は、ビンを洗うブラシそのもののような形をしています。とても面白い名前です。今までに見たことがありませんでした。身近で新しい花に出会えて興奮しています。
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